フォンブース(オフィス向けWeb会議用個室)を1万円(税抜)/月でお試し設置する方法
「フォンブース」とは、オフィスに設置できる個室スペースのこと。
Web会議や集中できる作業スペースとして活用でき、「フォーンブース」「防音スペース」と呼ばれることもあります。
最小限のコストと手間で快適な会議室を増やせると、設置を検討する企業が増えています。
そこで今回は、フォンブースの特徴や導入のポイントをご紹介。
フォンブースで解決できる悩みやメリット、導入コストを下げる方法など、詳しく解説します。
① 会議室不足の解消
② 秘匿性の高いミーティング場所の確保
③ 集中できる作業スペース
2. フォンブースのメリット
① 会議室造作よりも導入・設置しやすい
② 汎用的に利用でき、失敗のリスクが低い
③ 現状復帰の負担が少ない
3. フォンブースのデメリット
① 一定の導入コストがかかる
② 大人数の利用に不向き
③ ブースのタイプによって消防設備が必要になる場合がある
4. フォンブースの選び方
① 個室か複数人で利用するかを検討する
② 遮音性・防音性能を確認する
③ オフィス内の設置スペースを確認する
④ 設備を確認する:Web会議対応
⑤ 設備を確認する:消防設備
⑥ 設備を確認する:換気機能等の快適さ
5. おすすめのフォンブース
① Kolo
② ADDCELL
③ Milli
6. フォンブースの相場
① レンタルやリースならコストを大幅に下げられる
② フォンブースを1万円(税抜)/月でお試しできるプラン
フォンブースで解決できるオフィスの悩み
「会議室が足りない」「落ち着いてWeb会議できる場所がない」「集中して作業できない」
そんなオフィス環境の悩み、フォンブースが解決します。
会議室不足の解消
コロナ禍の落ち着きに伴い、オフィスへ出社して仕事するケースが増えてきた企業では、会議室が足りないという声をよく耳にします。
リモートワークの普及で一般的になったWeb会議に、対応できるミーティングルームがないというケースも。
ですが、新たに会議室を作ろうとすると工事が必要になりコストも手間もかさみます。
そんなときフォンブースなら、オフィスにブースを設置するだけで会議室を新設可能。
大規模な工事もなく、会議室不足を解消できます。
コンパクトなボックスなので、従来の会議室1室分のスペースに複数の会議室(フォンブース)を設置できる点も魅力です。
秘匿性の高いミーティング場所の確保
天井まで覆われた密閉空間のフォンブースでは防音・遮音機能を備えているため、会議の内容が周囲に漏れる心配がありません。
そのため、大事な商談や社内の重要な会議、社員の評価など、秘匿性の高い情報を扱うミーティングが可能な空間を作ることができます。
集中できる作業スペース
コロナ禍で縮小したオフィス。
社員の作業スペースが足りないときにもフォンブースを活用できます。
フォンブースなら密閉空間で遮音性が高いため、集中して仕事ができます。
仕事中、誰にも話しかけられることなく、集中して作業したいときもあるでしょう。
他の人に見られては困る内容の仕事もあるはずです。
周囲の雑音も聞こえないため、集中力が途切れることなく作業できるのもうれしいポイントです。
フォンブースのメリット
個人利用できる場所の確保や会議室の増設だけなら、フォンブースの他にも方法はあります。 フォンブースの特徴を知って、自社に最適な方法を選択しましょう。
会議室造作よりも導入・設置しやすい
オフィスに会議室を新たに増設するのは大規模工事となり、時間も費用もかかるもの。
場合によっては、オフィスの拡張も考えなければならないこともあるでしょう。
フォンブースならコンパクトなサイズ感なので、会議室造作よりも省スペースでOK。
設置までの時間も価格も、ぐっと抑えられます。
汎用的に利用でき、失敗のリスクが低い
半個室タイプなどの周囲を囲っただけのブースは、プライバシー等の問題から利用しにくいケースも多くあります。
フォンブースなら、通常のミーティングはもちろん、秘匿性の高い会議やWeb会議、商談等の電話対応、個人の作業スペースとしてまで、あらゆるシーンに対応可能。
「せっかく設置したのに、使われなかった」というリスクを大きく抑えられます。
現状復帰の負担が少ない
今後、出社する社員の数が増えたり、会社の組織体制が変わったりして、オフィス空間のレイアウトを変更することもあるでしょう。
そんなときでも、フォンブースなら工事不要で撤去・移動が可能。
オフィスの現状復帰の負担が少ない点も、フォンブースのメリットと言えるでしょう。
フォンブースのデメリット
メリットが多いフォンブースですが、使い方によってはデメリットもあります。
導入前に把握しておくと、失敗が少なくなります。
一定の導入コストがかかる
会議室造作より低コストとは言っても、性能の良いフォンブースは高価になりがちです。
また、フォンブース本体の購入・設置費用だけではなく、設置するにあたってオフィスのレイアウト変更が必要な場合は、その分のコストも上乗せされます。
購入以外にもレンタルやリースという方法もあります。
初期費用を抑えて導入できるため、選択肢のひとつとして検討してもいいでしょう。
大人数の利用に不向き
フォンブースは、比較的コンパクトなサイズ感。
そのため、5人以上での利用には向いていません。
全社ミーティングなどの大勢が集まる会議での利用も適していないと言えるでしょう。
失敗を防ぐためにも、どんな用途で使いたいのかを明確にしてから導入を検討できるといいですね。
ブースのタイプによって消防設備が必要になる場合がある
フォンブースは「個室」のため、設置する際には消防申請が必要です。
フォンブースには消防申請に必要な消防設備があらかじめ備わっているタイプと、消防設備のないタイプがあるため、導入するブースによっては新たに消防設備の設置が必要になることもあります。
消防設備付きのフォンブースを選ぶと、余計な手間とコストがかからず安心です。
フォンブースの選び方
ひと言にフォンブースといっても、さまざまなタイプがあります。
自社に合うのはどんなブースでしょうか?選び方のポイントをご紹介します。
個室か複数人で利用するかを検討する
フォンブースは大まかに、1人で使用する個室タイプと、複数人での打ち合わせで使用できるタイプに分かれます。
そのため、フォンブースの用途、使用する際の人数を事前に確認しておきましょう。
遮音性・防音性能を確認する
防音性や遮音性も、フォンブースによって異なるもの。
「周囲の雑音が聞こえないようにしたい」「ブース内の会話が漏れないようにしたい」という場合は、天井まで囲われているタイプのブースを選ぶと安心です。
フォンブースが設置される環境も含めて検討しましょう。
オフィス内の設置スペースを確認する
オフィス内のどこに設置するか検討したら、スペースの広さを確認し、そこに設置できるフォンブースを選びましょう。
床面積はもちろん、天井までの高さも確認が必要です。
加えて、搬入時に自社ビルのエレベーターに入るかも確認が必要になります。
また、ブースの扉の開閉部分なども考慮に入れておきましょう。
設備を確認する:Web会議対応
主にWeb会議に使用するなら、音漏れの心配が少ない防音性・遮音性が万全なタイプを選びましょう。
ブース内にパソコンを置くスペースや、モニターなどを設置できるかどうか、PC用の電源が取れるか、通信環境はしっかり確保されているかなども確認しておきましょう。
設備を確認する:消防設備
フォンブースは個室のため、設置するには消防申請が必要です。
具体的には、スプリンクラーの有無や、非常用放送のスピーカーの距離など、個別の要件を満たしている必要があり、それらの情報を管轄の消防署に提出する必要があります。
設備を確認する:換気機能等の快適さ
天井まで囲まれたフォンブースは密閉空間になるため、匂いや熱気がこもってしまうものも。
Web会議などで長時間使用するケースもあるので、空気の入れ替え速度といった換気性能を確認することをおすすめします。
一方、夏場などは熱がこもりやすいので、サーキュレーターや扇風機をブース内に置く企業も増えています。
また、最近は空調機能が備わっているタイプもあるので、検討してみましょう。
おすすめのフォンブース
遮音性・防音性が高く、Web会議でも作業スペースとしても使いやすいフォンブースをご紹介。
オフィスのスペースや要望に合わせて検討してみてください。
Kolo
「Kolo(コロ)」は、オランダ発のオフィス家具メーカーKOPLUSが手がける個室型防音ブースです。
国内最高基準の防音性で、Web会議でも対面でのミーティングでも中の会話が漏れにくいのが特徴。
中にはコンセントやUSB端子も装備しており、パソコンを持ち込んでの使用も安心です。
ブースは両面ガラスで開放感が高くスタイリッシュ。
どこに置いてもオフィスの雰囲気を壊すことなく設置できます。
【サイズ展開】1人用・広めの1人用・4人用
【消防設備】あり
【換気機能】あり
ADDCELL
「ADDCELL(アドセル)」は、国内最大手メーカー株式会社イトーキが手がけるフォンブース。
床なし構造のため段差がなく、フロアと一体感を感じる作りになっています。
天井まで囲われたブースで高い遮音性が特徴。
Web会議の会話が周囲に漏れる心配が少ないでしょう。
ブース内のテーブルが広く、PC作業を快適にできるのがうれしいポイント。
オフィスに合わせてブースのカラーを選べるのも魅力です。
【サイズ展開】1人用・2人用・4人用
【消防設備】あり
【換気機能】あり
Milli
「Milli(ミリ)」は、株式会社関家具が手がけるフォンブース。
先述した「Kolo」のエントリーモデルでもあります。
最大の特徴は、低い天井や狭い室内を想定したコンパクトなサイズ感。
天井高の問題で防音ブースをあきらめていた企業さまにぴったりのタイプです。
コンパクトでも高い遮音性を維持しているため、Web会議での音漏れも心配ありません。
30分ほどで組み立て可能。キャスター付きで移動できるため、オフィスのレイアウト変更にも柔軟に対応できます。
導入コストが比較的低いのもうれしいポイントです。
【サイズ展開】コンパクトな1人用・1人用
【消防設備】あり
【換気機能】あり
フォンブースの相場
フォンブースを新規購入しようとすると、さまざまな経費を入れて1台100万円程度はかかるもの。
複数台を設置するとなると、初期費用はかなりかかるものです。
もう少し金額を抑える方法はないのでしょうか。
レンタルやリースならコストを大幅に下げられる
「購入」となると高額でも、「レンタル」や「リース」なら初期費用を抑えられるため、導入のハードルがぐっと低くなります。
設置後に不要になった場合や、ブースの数を減らしたい場合でも、すぐに対応できるのがうれしいポイント。
手間と時間とコストを必要以上にかけることなく、快適な会議室を設置できます。
フォンブースを1万円(税抜)/月でお試しできるプラン
中でもオフィス家具家電のレンタル・サブスクサービスCLAS BUSINESS(クラス ビジネス)なら、フォンブースを【2ヵ月間限定|1万円(税抜)/月】でお試しできます。
「高額だからいきなり購入するのは怖い」「導入しても使わないなど、失敗したくない」
そう考える企業さまにこそ、ぜひご利用いただきたいフォンブースのトライアルプラン。
以下のページから、詳しくご説明しています。
オフィス空間の悩みをお抱えなら、ぜひご覧ください。