一人暮らしの初期費用はいくら?安く抑える裏技も
2023/08/21
1. 初期費用はどのくらい?
2. 一人暮らし初期費用の相場
3. 家賃別の一人暮らし初期費用
4. 一人暮らし初期費用を安くする6ポイント
5. 一人暮らし家具家電の初期費用相場
6. 家具家電の初期費用を安く揃える裏技
7. まとめ
▷はじめての一人暮らし
初期費用はどのくらい?
新社会人や進学で、親元を離れてのはじめての一人暮らし。これからの生活に期待を膨らませる一方で、引っ越しには、何かとお金が掛かるという事実から目を背けるわけにはいきません。部屋を借りる上での不動産への敷金礼金を含む支払い、引っ越し代金、そして新たな住まいで必要となる家具家電…。初期費用には膨大なお金が掛かるため、引っ越ししてすぐに理想のオシャレな部屋を叶えるのは難しいかもしれません。
今回は、一人暮らしを始める際の初期費用の詳細と、これだけは揃えておきたい必要な家具、そして家具一式を揃える上でおすすめしたい「家具レンタル」というサービスについてご紹介していきます。
▷一人暮らし初期費用の相場
はじめての一人暮らしともなれば、住まいに妥協はできませんよね。
立地や間取り、収納のサイズやインターネット回線があるかどうかなど、借りる部屋を選ぶのも一苦労。 何日もかけてようやくお気に入りの住まいに出会えたと思ったら、敷金や礼金などの初期費用が「こんなにも高いんだ..」と肩を落としてしまった経験、ありませんか?
アパートなどの賃貸の部屋を借りる場合、一般的に初期費用の額は 家賃の6倍が平均と言われています。
やはり高い金額ですし、新生活でまだまだ揃えなければならない家具代や、新しい友達との交際費などを考えると、初期費用はできれば抑えたいところ。 今回は、そのような一人暮らしにかかる初期費用について、一体どんなものかがあるかを学んでいきましょう!
▷家賃別の一人暮らし初期費用
お部屋を借りて生活をはじめるときには、月々支払う「家賃」だけでなく、敷金や礼金、仲介手数料など、入居前にまとまった金額が必要になります。これを「初期費用」といいます。初期費用の金額を知る前に、おさらい程度に内容を確認しましょう。
一人暮らしの初期費用ってどんな項目があるの?
①敷金:家賃1カ月分が目安。契約を終えて部屋を退去するときの原状回復費用に充てられ、基本的には原状回復にかかった金額が差し引かれて戻ってくる。
②礼金:家賃1カ月分が目安。部屋を所有する大家さんに対して、お礼の意味を込めて支払うが、敷金とは違い、退去時に返還されません。
③前家賃:家賃1カ月分が目安。入居する月の家賃を前払いで支払う。また、月の途中から入居する場合は、日割り家賃が発生する。
④仲介手数料:家賃0.5カ月~1カ月分+消費税が目安。物件の案内や契約手続きを行った不動産会社に支払われる。法律で上限は「家賃の1カ月分」と決められている。
⑤火災保険料:シングルで1.5万円、カップル・ファミリーで2万円程度。火災や水漏れトラブルなどに備えて、損害保険に加入する必要があり、損害保険会社に支払われる。不動産会社に案内された保険ではなく、個人で選んだ保険に加入することも可能ではあるが、加入証明を求められるケースが多い。
一人暮らしの初期費用は約42万〜64万
不動産で契約した場合、初期費用は「家賃の6ヶ月分」といわれています。
例1. 平均家賃7万では、約42万円。
その内訳は、
・敷金 1ヶ月分 7万円
・礼金 1ヶ月分 7万円
・仲介手数料 1.08ヶ月分 7.56万円
・家賃 1ヶ月分 7万円 ※初月の日割り家賃別途
・鍵交換費用 約2万円
・火災保険 約2万円
・保証会社初期費用 0.5ヶ月分 3.5万円
しかし、東京に住むとなると、平均より高い物件がほとんどです。
例2. 家賃10万円では、57-64万円
東京都郊外の家賃は1LDKで平均10万円。 不動産で契約した場合、初期費用はなんと約57.5万〜64.5万円!
内訳として
・敷金1ヶ月分 20万円
・礼金1ヶ月分 20万円
・前家賃1ヶ月分 10万円
・仲介手数料 5万円~10万円+消費税
・火災保険料 1万5,000円~2万円
・鍵の交換費用 1万円~2万円
となります。大体一人暮らしの家賃平均6万〜10万だと比例して、初期費用の平均もこのようになります。
▷一人暮らし初期費用を安くする
6ポイント
初期費用を全体的に抑えるには、キャンペーン情報や契約する時期に気をつけながらみていくとよいでしょう。その方法は主に6つございますので、それぞれご紹介したいと思います!
【一人暮らしの初期費用を抑えるコツ】① 敷金・礼金を抑える
「初期費用が高いほど入居者がつきづらい」というのは暗黙の了解。 人気エリアや築年数の浅い物件は別にしても、駅から遠い不便な立地、ライバル物件が多いなどの条件下だと、差別化を図るために敷金や礼金を下げている物件も多くあります。
【一人暮らしの初期費用を抑えるコツ】② 賃貸契約の閑散期を狙う
賃貸契約にも繁忙期と閑散期があります。繁忙期とされる1~3月は売り手市場なので、初期費用が下がることはほとんどありませんが、5月のゴールデンウィーク明けから8月、10月から年末にかけては閑散期なので、交渉次第で下がることも。 礼金1ヵ月分くらいは物件や大家さんによっては、カットしてくれることもありますよ。
【一人暮らしの初期費用を抑えるコツ】③ 仲介手数料半額以下の不動産会社を探す
「最近は仲介手数料が家賃の半額以下の不動産会社も増えています。ホームページなどで謳っているので、あらかじめ目星をつけておくといいでしょう
【一人暮らしの初期費用を抑えるコツ】④ フリーレントの物件やキャンペーンを狙う
期間限定でお得なキャンペーンをやっていることもあるので、こまめにチェックしておきましょう。 敷金礼金0キャンペーンなどは出ることも多いです。 フリーレントは、入居後一定期間の家賃が無料になるシステムです。だいたい2週間から1ヵ月くらい無料になることが多いですね。 ただ、フリーレント期間があまりに長い場合は、『家賃が高すぎて借り手がつかない』など何かしらの理由があるものなので、よく調べてから利用してくださいね。
【一人暮らしの初期費用を抑えるコツ】⑤入居日を月初めにする
月初めに入居すると、家賃などが月初とともに更新されるので、月末よりもコスパ良く済むことができます。
【一人暮らしの初期費用を抑えるコツ】⑥鍵交換費用を抑える
2~3万円する鍵交換費用ですが、物件がカードキータイプのものであれば、前の入居者が簡単に合鍵を作れず、退去の時に回収されるため、鍵交換費用がかからないことも。少しでも費用を抑えたい場合は、不動産会社にカードキータイプの物件があるか、鍵交換費用が不要かを聞いてみるのをおすすめします。
▷一人暮らし家具家電の初期費用相場
賃貸関係以外の初期費用としては家具にかかる費用があります。はじめての一人暮らしで家具を購入する予定を立てている人が多いのではないでしょうか。しかし、ここでもまたお財布と相談しなければならないときがあるのです。 一人暮らしで必要な家具はどのようなものがあるのでしょうか。 1Kの賃貸を想定して、揃えたい家具とその相場を各社の価格を比較してまとめてみました。
【一人暮らしの初期費用】家電編
はじめに家電メーカー3社で家電の価格を比較してみました。
P社 | H社 | M社 | |
---|---|---|---|
冷蔵庫 | 13万 | 4-7万 | 3-4万 |
洗濯機 | 5万 | 3-5万 | 2万 |
掃除機 | 2-3万 | 1万 | 1-1.6万 |
テレビ | 2-5万 | 2-3万 | 3-7万 |
炊飯器 | 1.5-2万 | 2万 | 2万 |
電子レンジ | 2-3万 | 1-3万 | 5万 |
冷暖房器具 | 4-7万 | 4-8万 | 4-6万 |
ドライヤー | 0.5万 | 0.3万 | ー |
アイロン | 0.6万 | 0.3万 | ー |
ケトル | 0.8万 | 0.4万 | ー |
計 | 31.4-39.9万 | 18-30万 | 20-27.6万 |
一人暮らしで家賃が安いところでは、家具が部屋に付いていないケースが多いです。 家具が付いているお部屋だと家賃がどうしても高くなってしまいます。 家具はご自身で揃えるのがおすすめです。 各社家具の値段を上の表にまとめました。特に高い家具は冷蔵庫、洗濯機、テレビ、冷暖房器具(エアコン)です。最低でも合計で10万円を超えるので、大金が必要になります・・・。
【一人暮らしの初期費用】家具編
続いて、生活用品の価格一覧表を見てください。D社,E社共に生活用品を扱う企業ですが、どちらにしても揃えると意外にも高い・・・。
N社 | H社 | |
---|---|---|
ベッド | 3万 | 3万 |
布団 | 0.7万 | 1万 |
リビングテーブル | 1万 | 4万 |
カーテン | 0.4万 | 0.5万 |
収納家具 | 1万 | 3万 |
椅子 | 0.7万 | 1万 |
棚 | 1万 | 2.5万 |
ラグ | 0.3万 | 0.8万 |
テレビ台 | 1万 | 3万 |
計 | 9.1万 | 18.8万 |
主要家具である棚やテレビ台、リビングテーブルなどは1万円を超えるものがほとんどです。家具だけで最低25万円は初期費用として必要になると考えておいていいでしょう。ちなみに、インテリアにあまりこだわらず、格安家具量販店で家具一式を揃えようとした場合でも、最低10万円は必要です。 家を借りるときの初期費用でも60万円を超えていますし、こちらも私たちのお財布になかなかシビアなようです・・・。
【一人暮らしの初期費用】総額
各メーカーごとに力を入れている商品とその価格は異なりますが、家電にせよ、家具にせよ安価ではないことが伺えます。 また、家電メーカー3社と家具メーカー2社の価格を合計して、初期費用として必要な価格を一覧にしました!
縦列:家具 横列:家電 | P社(31.4-39.9万) | H社(18-30万) | M社(20-27.6万) |
---|---|---|---|
N社(9.1万) | 40.5-49万 | 27.1-39.1万 | 29.1-36.7万 |
M社(18.8万) | 50.2-58.7万 | 36.8-48.8万 | 38.8-46.4万 |
一番安くても27.1万円と、まとまったお金が必要です。 しかし、特に新社会人となると、新生活のためのお金をなるべく節約したいところですよね。
▷家具家電の初期費用を
安く揃える裏技
総額60万円以上という膨大な初期費用を抑えるためには、どのような手段が考えられるでしょうか。ここでおすすめしたいのが、「家具レンタル」という方法です。はじめての一人暮らしでお気に入りの家具を一式購入し揃えたいものですが、どうしても最初にお金が用意できない…
そんな方におすすめなのが、
家具・家電のサブスクリプションサービス「CLAS」 です!
家具・家電のサブスクリプションサービス「CLAS」とは、家具や家電を定額制で自由に期間を選んで借りることができるサービスです!
テイストやデザインも多様に揃っており、おしゃれな家具で揃えたい!という方にもぴったり。サイト上でお好みの家具を選ぶだけでレンタルが完了します。保証もついているため通常の使用の範囲内で汚れが傷が付いてしまった場合でも修繕費用は掛からず、月額費用のみでおしゃれな家具がレンタルできるサービスです。
ちなみに家具レンタルサービスのCLASなら、家具だけでなく家電も取り扱っていますので、家具家電一式を購入するよりもずっと安く、初期費用を抑えて使用できますよ。
ではCLASでは実際にどんな家具家電がレンタルできるのか、一人暮らしに必須な家具家電アイテムからご紹介致します。
家具家電のサブスクリプションで、初期費用をぐっと抑えてみませんか?
・ベッド
引っ越し初日から必須のアイテムといえばベッド。他の家具家電は後回しに出来ても、ベッドだけはそうもいきません。
「どんなサイズがぴったりだろう…?」とサイズ選びに迷われている方も多いはず。
そんな時にはCLASでベッドを揃えてみてはいかがでしょうか。
お気に入りのベッド購入までの、短期間の利用でももちろんOK。
CLASなら月額990円からベッドもレンタルできますよ。
朝まで熟睡 やわらかマットレス ふっくら肌触りの良いニット生地 |
無垢材の温かみあるベッドフレーム 棚付き・ヘッドボード高さ調節可能 |
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・テーブル
お部屋に一つは欲しいのがテーブル。
高さのあるダイニングテーブルとチェアを揃えるのも良いのですが、一人暮らしの場合はお部屋を圧迫してしまう原因にも。
初期費用や部屋のスペースを考慮して、ローテーブルをおすすめします。
また、CLASでは高さの変えられるテーブルもご用意!
一台で大満足の使い勝手です。
デザイン性の高い昇降テーブル 5段階の高さ調節が可能 |
ワンタッチで簡単に高さが変えられる 天板内部には小物収納も◎ |
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1,400円/月(税込) | 2,800円/月(税込) | |
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・冷蔵庫
食材をキープするのにも冷蔵庫の購入はマストでしょう。
様々なサイズや機能があり、つい迷ってしまいます。
CLASでは一人暮らしにもぴったりサイズの、コンパクトな冷蔵庫から、大容量の冷蔵庫まで幅広くご用意。暮らしに合わせてお選びいただけます。
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1,600円/月(税込) | 1,600円/月(税込) | |
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・洗濯機
家電の中でも高価格帯になりがちな洗濯機。
初期費用を抑えたくて、購入を控えてコインランドリー通いをしている方も多いかと思います。
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▷まとめ
新社会人や進学での一人暮らしでは、なるべく初期費用は安く抑えたいですよね。物件契約に掛かる初期費用や引っ越し代金などを抑えるのが難しくても、家具家電はレンタルサービスを使うことで費用を抑えることができます。家具家電一式を新しく購入しようとしているなら、ぜひ検討してみては。
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