一人暮らしを始める時、まず必要になるのが家電です。使用頻度が高いものだから、慎重に選びたいですよね。
今回は、一人暮らしに必要な家電とあったら便利な家電をご紹介します。選ぶ際のポイントや費用の相場なども解説しているので、参考にしてみてください。
一人暮らしに必要な家電の選び方のポイントと費用相場
冷蔵庫
冷蔵庫を決める時に重要になるのが容量です。一人暮らしの場合は90〜150L程度がおすすめ。容量を決める時は、週に何回自炊をするか考えて買うと良いでしょう。
自炊をしない人なら・・・100L未満
週に何回かする人は・・・100L〜150L
ほぼ毎日する人は・・・150L以上
相場は2万円〜6万円程度です。機能にもこだわりたい場合は安さだけではなく、バランスを見て購入しましょう。
洗濯機
一般的に、1日の洗濯物の量は1.5kg×人数と言われています。週に5〜7回程度使用すると考えると、一人暮らしにおすすめな洗濯機の容量は5〜7kgです。
また、洗濯機には縦型とドラム式があります。
縦型の特徴
・洗浄力が高い
・ややからまりやすい
・乾燥機能が付いていないものが多い
ドラム式の特徴
・ふんわりと乾燥させられる
・たたき洗い
・縦型よりも値段が高い
相場は、縦型は2万〜6万円、ドラム式は10万円〜30万円程度です。
また、縦型よりもドラム式の方がサイズは大きめです。それぞれの特徴や設置スペースの広さも踏まえて選びましょう。
電子レンジ
レンジのみのタイプとオーブンが付いたタイプがあります。グラタンやお菓子なども作りたい場合はオーブン機能が付いていると便利です。
また、レンジ庫内のテーブルもフラット式とターンテーブル式があります。フラット式にはお皿がなく、レンジの底に直接乗せて温めます。ターンテーブル式はお皿が付いていて、それが回ることで温めます。フラット式と比べて加熱ムラが生じやすかったり、大きなお弁当などはテーブルが回りにくかったりします。
相場は電子レンジ単体だと1万円〜3万円程度、オーブンレンジでは2万円〜5万円程度です。
炊飯器
1つ目のポイントは容量です。炊きあがった後のお米1合は約330グラムで、お茶碗なら約2杯分、どんぶりなら約1杯分です。そのため、一人暮らしでは1合〜3.5合炊きの炊飯器を選ぶと良いでしょう。
2つ目のポイントは炊飯器のタイプです。3種類あり、それぞれ炊き方が異なります。
・圧力IH炊飯器
加熱の仕方はIH炊飯器と同じですが、圧力を加えることでより早く炊きあげられます。ご飯の甘みも出てもちもちとした炊きあがりです。炊き方にこだわりたい場合におすすめです。 相場は3万円〜5万円程度です。
・マイコン炊飯器
釜の底を加熱し、その熱を全体に行き渡らせて炊き上げます。加熱ムラが生じやすいため、1合〜3合までが美味しく炊ける目安です。
相場は6,000円台〜1万円程度と安いため、価格重視の場合におすすめのタイプです。
・IH炊飯器
内釜を直接加熱することで短時間で炊きあげます。べちゃっとしない、やや固めの炊きあがりです。
相場は1万円〜3万円程度。炊きあがりと価格の両方を重視する場合におすすめです。
掃除機
掃除機を選ぶ際に1つ目のポイントとなるのが、ごみの集め方です。
・サイクロン式
遠心力でごみを分離するためフィルターに詰まりにくいです。ごみを直接ごみ箱に捨てるのでほこりが舞いやすかったり、フィルターやダストカップのこまめなお手入れが必要になったりします。
・紙パック式
本体に取り付けた紙パックにごみを溜めます。溜まりすぎると吸引力が落ちるため、約1〜2ヵ月おきに紙パックを交換する必要があります。
紙パックごと捨てるのでランニングコストはかかりますが、ほこりが舞いにくい、こまめなお手入れが必要ないなどのメリットもあります。
2つ目のポイントとなるのが掃除機のタイプです。
・スティック
場所を取らず、掃除したい時に手軽に取り出せます。コードレスのものを選べばコンセントの位置やコードの長さを気にする必要もありません。
また、スティックタイプの多くがサイクロン方式です。
相場は幅がありますが、一人暮らしなら5,000円〜2万円程度で十分良いものを買えます。
吸引力や機能性にもこだわりたい場合は3万円台〜5万円台で探すのがおすすめです。
・キャニスター
本体に車輪が付いており、引っ張って移動させます。吸引力が高いため、広い家や汚れやすい場合におすすめです。
相場は紙パック方式だと1万円〜2万円程度、サイクロン方式だと2万円〜4万円程度です。
・ロボット
家にいない時間が多い人や時短したい人におすすめです。ロボットタイプにも乾拭きするものや水拭きするもの、ごみ収集機能付きのものなどさまざま。
相場は3万円〜10万円程度です。他の掃除機と比べて相場は高めですが、機能を絞って選べば3万円程度でも購入できます。
あったら便利な家電
テレビ
1つ目のポイントは大きさです。テレビには視聴するのに適切な距離があります。例えば、24インチだと約105cm、32インチだと約120cmです。一般的に一人暮らしの部屋の大きさは4.5畳〜10畳程度のため、19インチ〜32インチがおすすめです。
2つ目のポイントは画質です。高画質順に4K、フルハイビジョン、ハイビジョンの3種類があります。スポーツ観戦や映画鑑賞など、画質にこだわりたい人はフルハイビジョン以上のものを選ぶのがおすすめです。
相場は2万円〜4万円程度です。
ドライヤー
ドライヤーを選ぶポイントには風力、風の温度、ヘアケア機能などがあります。
1万円以下で購入できるものも多く、家電の中では比較的リーズナブルに手に入れられます。
機能的なものを求める場合は1万円台〜2万円台のものを選ぶと良いでしょう。
アイロン
アイロンを選ぶポイントとして、スチーム機能の有無やコードレスかどうかなどがあります。ハンガーにかけたまま使えるタイプはアイロン台が必要ないため、収納スペースが限られている一人暮らしに適しています。
相場は1000円〜5000円程度ですが、より機能性を求める場合は1万円以上のものがおすすめです。
一人暮らしに必要な家電、そろえるための予算は?
一人暮らしに最低限必要な家電をそろえた場合の初期費用の総額
一人暮らしに必要な最低限の家電をそろえると10万円程度になります。
安さ重視で値段を抑えることもできますが、ある程度使い勝手や機能性なども考慮すると10万円程度は見積もっておくほうが良いでしょう。
家電をそろえる方法
初めての一人暮らしではどうしても初期費用が高くなってしまいます。
そこでおすすめなのが、家電をセットでそろえることです。
一人暮らしに必要な家電が何点かセットになっており、まとめて購入することで少し安く買えるメリットがあります。
では、どこで購入するのが良いのでしょうか。初期費用を抑えて家電をそろえたい場合におすすめの購入方法をご紹介します。
・家電量販店
家電量販店では新生活に向けて2月〜3月頃にセールやキャンペーンをおこなっていることが多いです。
お店によっては一人暮らしに必要な家電をセットで販売しているため、この時期にまとめて購入するのも一つの方法です。
・中古で購入する
リサイクルショップなどで中古品を購入することでも費用を抑えられます。
新品にこだわらない、できるだけ安くそろえたいという場合は中古での購入を検討してみましょう。
・レンタルサブスクを利用する
家具・家電のサブスクリプションサービスでは、家電をレンタルしてそろえられます。 初めに必要なのは1ヵ月分のレンタル料だけだから、初期費用も抑えられます。
お店をまわって買いそろえる時間がない人、落ち着いてから気に入ったものをゆっくり買いたい人にも向いています。
一人暮らし 家電セット実例
迷ったらこれを選ぼう。人気アイテムセット
料理にこだわりたいあなたに
見た目もこだわりたいあなたに
まとめ
一人暮らしの家電選びでは、価格はもちろん、自分の生活スタイルなども考えると自分に合ったものを選べます。
「種類が多すぎて迷ってしまう」
「必要なものをまとめて購入したい」
そんな時は、ぜひCLASの家電セットでそろえてみてください。