レイアウトのキホン:応接室編〜おしゃれ&快適を実現するコツ〜
近頃は会議室と応接室を兼用で使う企業も増えてきましたが、本来の応接室の目的は顧客などとゆっくり話をすることです。そのため、基本的に応接室には、ふさわしいグレードの家具を設置することをオススメします。
本記事では、応接室のレイアウトの基本となる、スペースの取り方から場所づくりの注意点、家具選びのポイント等をお伝えします。これから応接室を作る方だけでなく、すでに応接スペースをお持ちの方も参考にしてください。
1-1.快適なスペースをつくる寸法を確認
1-2.応接人数から家具のサイズを決める
1-3.マナーに配慮して家具を配置する
2.応接室レイアウトの注意点
2-1.エントランス・入口付近に応接室をつくる
2-2.応接室前の通路は広めにとる
2-3.消防法準拠:避難経路を確保する
3.オシャレ&機能性を実現!応接室の家具選び
3-1.ソファを素材で選ぶ:本当にレザーが無難?
3-2.家具を色で選ぶ:無難なのはこの3色!
3-3.長時間座っても疲れないソファーを選ぶ
3-4.ノートパソコンが使いやすいテーブルを選ぶ
3-5.オシャレな空間を演出するインテリアを選ぶ
4.応接室レイアウトをサブスクでつくった事例
4-1.サブスクで解約できるからデザイン重視で選べた
4-2.初期費用を抑えて妥協しない什器セレクトを実現
4-3.家具の導入リスクを最小限に抑えられている
5.応接室レイアウトなら家具サブスク「CLAS」にお任せ
応接室レイアウトの基本
まずは、応接室のレイアウトの基本となる、寸法や家具のサイズ、配置方法について解説します。
1.快適なスペースをつくる寸法を確認
快適な応接室を作るために、導線の寸法を覚えておきましょう。
応接室のレイアウトで覚えておきたいのは、ソファーとセンターテーブル間の通路幅とドアを開閉するための幅です。3,000×4,000mmの応接室を想定すると、下記のような寸法になります。
・ソファーとセンターテーブル間の通路幅:400mm~500mm
・ドアの開閉:900mm
2.応接人数から家具のサイズを決める
応接室のレイアウトは快適さを保つために導線を意識した寸法にし、スペースに合わせて応接人数を決めるのが一般的です。
しかし、オフィスによっては、応接室のスペースが確保しづらい場合があります。そのような場合は、コンパクトタイプのチェアを選ぶことで収容人数が増やせます。
先ほど同じく約3,000×4,000mmのスペースの場合は、下記のようなチェアを用意できます。
・ 一般的なタイプのチェア(815mm×910mm):4名まで収納可能
・コンパクトタイプのチェア(610mm×610mm):6名まで収納可能
3.マナーに配慮して家具を配置する
応接室では「上座」「下座」を意識したレイアウトを心掛けましょう。基本的に、入口から遠い席が上座となりますが、来客用のソファーが長椅子の場合は真ん中が上座となります。
例外として、窓からの景観が良かったり、絵画が見える席を設けたりした場合は、よく見える位置が上座になることを覚えておきましょう。
応接室レイアウトの注意点
初期費用を抑えつつ、長期利用でもキャッシュアウトを低減。理想のオフィスデザインを実現:株式会社Magic Moment
ここまで、応接室レイアウトの基本を説明しましたが、そのほかにも気をつけておくことがあります。
エントランス・入口付近に応接室をつくる
応接室は、お客さまがすぐに入れるようにエントランス・入口付近につくります。
加えて、セキュリティの観点から執務スペースを通る導線は避けることが必須です。導線上に執務スペースがある場合、機密漏洩のおそれが発生することに加え、顧客の情報セキュリティポリシーに引っかかることで監査が入る可能性があります。入り口を分ける、隔離された通路を設置するなどの対応を実施しましょう。
また、従業員の会話が入らないように遮音性にも気をつけるようにします。
応接室前の通路は広めにとる
応接室までの通路は、人とすれ違うことを想定して広めにとっておきます。
2人が通行するために必要な通路幅は、1人あたり600mmとすると1,200mmです。そこで、少しゆとりを持った1,600mmを確保できると応接室前の通路として理想的でしょう。
消防法準拠:避難経路を確保する
オフィスレイアウトでは消防法(火災に備えるための法律)を遵守する必要があるため、応接室にも避難経路の確保が必要です。つまり、火災が発生した場合に避難できない状況だと消防署から指導が入ります。
具体的には、廊下に備品を積んでいて避難しにくかったり、消防隊が潜入するための窓が塞がっていたりすると指導が入ります。
消防法に違反して命令に従わなかった場合は、1年以下の懲役または100万円以下の刑罰が科せられます。そのため、避難の妨げにならないよう、ゆとりを持たせて家具を配置しましょう。
オシャレ&機能性を実現!応接室の家具選び
デザインや機能性に優れた応接室スペースを実現するためにはどのような家具を選ぶべきか…ここでは、デザイン&機能性を実現する家具の選び方を考えてみます。
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ソファを素材で選ぶ:本当にレザーが無難?
商品紹介:長時間座っていても疲れない角度のソファ(エピセ ソファ)
応接室に設置するソファは、見栄えが良くて長く使用できるレザーが人気です。「おもてなし」の空間である応接室をイメージすると、洗練された調度品に皮張りのソファをイメージされる方も多いのではないでしょうか。
一方、レザーは価格が高く、皮革ゆえにケアが大変、等々の理由がありなかなか手が出なかったのも事実です。また、近年は気鋭のスタートアップなど、よりカジュアルなイメージを持たせるため、ファブリック素材のソファやチェアを用意するところも増えてきました。
つまり「自社のイメージに合わせて選ぶ」というのが取り急ぎの回答となりそうですが、家具は一度買ってしまうとそう簡単に交換ができません。ですが、CLAS BUSINESSのようなサブスクリプションサービスを使うことで、自社にフィットした応接室を交換しながら考えることができます。もちろん、汚れや破損にも対応できるので、検討してみてはいかがでしょうか。
家具を色で選ぶ:無難なのはこの3色!
商品紹介:飽きの来ないベーシックモダンなデザインが魅力。(バフェット ソファ)
応接室は「黒」「茶色」「アイボリー(白色)」の3色を基調にするのが無難です。色は空間の「重さ」「広さ」など、さまざまな感覚に影響を与えるため、色の効果を把握して応接室セットの色を選びましょう。
一般的には、色ごとに次のような効果があると言われています。
黒 | フォーマル感・高級感・重厚感を与えてくれる色。空間が引き締まる色。 |
茶色 | 安心感と安定感を与えてくれる色。黒より柔らかく、信頼を与えてくれる色。 |
アイボリー | 明るく爽やかで、清潔感をアピールできる色。光を反射するため、空間を広く見せられる色。 |
また、上記の色以外の「少し冒険した」色を選ぶ際も、CLAS BUSINESSのようなサブスクリプションサービスを利用することで失敗も少なくなるでしょう。
長時間座っても疲れないソファーを選ぶ
商品紹介:硬すぎず柔らかすぎず、沈み込み過ぎない座り心地。(CRUSH GATE フリート ソファ)
応接室のソファは長時間、座っても疲れないものを設置します。
応接室のソファは、ふかふか過ぎる・柔らかすぎる座面は疲れやすくなるため、ある程度弾力がある座面のソファを選ぶことをオススメします。
ノートパソコンが使いやすいテーブルを選ぶ
商品紹介:ソファで使用したい、デスクとして使用したい、 用途に合わせてお好きな高さに変えられます。(グラナダリフティングテーブル)
応接室でノートパソコンを使用する場合は、高さが560mmのセンターテーブルを設置します。センターテーブルが560mmあれば、不自由なくノートパソコンが使えます。
また、センターテーブルの一般的な高さは450mmです。この高さだと前屈みの姿勢になってしまうため、ノートパソコンを使用する場合は560mmのセンターテーブルを設置しましょう。
オシャレな空間を演出するインテリアを選ぶ
商品紹介:面倒な水やりも不要で、日当たりなど気にせずお好きな場所に設置していただけます。(ファイカスツリーポットミニ 90cm フェイクグリーン)
応接室は、会社の印象をつくるため好印象にしたいところです。観葉植物や絵画を飾ると、オシャレな空間に一歩近づけます。
また、照明にこだわると空間の雰囲気を変えられ、リラックス空間を演出できます。ショーケースで自社商品を飾ると商談の話題となるでしょう。
応接室レイアウトをサブスクでつくった事例
近頃は、応接室レイアウトづくりで家具のサブスクを利用する法人が増えてきています。サブスクを利用することで、「デザインにこだわることができた」「初期費用を抑えられた」といった利点を感じられているようです。
さいごに、CLAS BUSINESS利用企業の声を紹介します。
サブスクで解約できるからデザイン重視で選べた
法人向けヘルスケアサービス「Carely(ケアリィ)」を提供する株式会社iCARE様は、2021年3月のオフィス移転に伴い、家具サブスクリプションサービス「CLAS BUSINESS」を利用開始しています。
iCARE様は、人員増員によるオフィスレイアウトの変更やオフィス移転を中古の什器で対応していました。レンタルサービスの家具を検討していましたが、雰囲気とマッチすることなく断念しかけたときに、家具サブスクリプションサービス「CLAS BUSINESS」を利用し始めました。
初期費用を抑えて妥協しない什器セレクトを実現
クラウド型営業支援ツール「Magic Moment Playbook」を提供している株式会社Magic Moment様は、従業員が急増して広いオフィスに移転することになりました。これまで、17名、18名ほどのオフィスでしたが、60名に増えたため大量のオフィス家具を揃える必要があり、初期費用の負担がネックになっていたのです。
家具の導入リスクを最小限に抑えられている
総合テックサービス「RENOSY」を中心に複数のサービスを展開している株式会社GA technologiesでは、従業員の職種の特性に合う什器を使用する最適化を目指して、家具サブスクリプションサービスの利用を開始しました。社内の風土や制度を含めた広い意味合いで、出社した方が仕事が捗るようにするためです。
職種によっては、コミュニケーションが必要であることもあれば、逆にパーソナルスペースが必要であることもあります。これらの問題を家具サブスクリプションサービスを利用して解決しているのです。
株式会社GA technologiesのオフィス事例はコチラ
応接室レイアウトなら家具サブスク「CLAS BUSINESS」にお任せ
応接室レイアウトの基本を押さえておき、コンセプトやコーポレートカラーを意識した家具を選べば、デザインと機能性に優れた空間が作れます。近頃は、応接室で使用する家具をサブスクリプションサービスで揃える法人様が増えてきています。ぜひ、お客様をおもてなしするための家具の導入費用を安く抑えたいという方は、サブスクリプションサービス「CLAS BUSINESS」をご利用してみてください。
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