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暮らしの“コマッタ”解決TALK  第2回 初めての一人暮らしのコマッタを解決

2024/09/26

初めての一人暮らし
あなたの暮らしは、快適ですか?

「いつか変えたいと思っている」「買い替えるのは大変だから、ちょっとガマン」

暮らしのモヤモヤは、多くの人が抱えているもの。

でも、いち早く暮らしの悩みから開放されて、自由で快適な暮らしを手に入れている人がいます。


家具と家電のレンタル・サブスクがある生活って?

とある企業で働く男女4人の会話から、暮らしのモヤモヤとその解決方法が聞こえてきます。

登場人物紹介

タナカさん

タナカさん

パートナーと都内の1LDKに暮らす女性。インテリアや暮らしにはこだわりあり。インスタに暮らしの画像をアップして楽しむ。
ムラヤマくん

ムラヤマくん

最年少25歳。趣味や遊びに投資して友達と楽しく過ごしたい。郊外の実家から片道1時間半かけて通勤するのに疲れてきた。
サカエ課長

サカエ課長

38歳、4人の中では最年長。名古屋から東京本社へ単身赴任が決まる。インテリアに詳しくはないが、落ち着ける空間を好む。
サトミさん

サトミさん

堅実なしっかり者で、ムダな買い物はしないタイプ。6年間1K一人暮らし。タナカさんのインスタ友達でもある。

会社にFPさんがやってきた

FPさん交えた5人のイラスト
ムラヤマくん:先週見に行ったサカエ部長の家、おしゃれでいい感じの部屋だったなぁ。
僕もそろそろ実家暮らしをやめて、一人暮らししたいなぁ。
そういえば、初めての一人暮らしって、いくらぐらいかかるんだろ?
サカエ部長:みんな、こちらFP(ファイナンシャルプランナー)の伏屋(ふせや)さん。
「お金」の専門家だ。用事があってオフィスに来てくれたんだけど、みんなの相談にも乗ってくれるそうだよ。
FP伏屋さん:はじめまして!せっかくの機会なので、「お金」の悩みがあれば気軽に質問してくださいね。
ムラヤマくん:そうだ!引っ越しや一人暮らしのお金のこと、相談してみよう。

20代初めての一人暮らし、いくらかかる? 「初期コスト」と「ランニングコスト」

ムラヤマくん:一人暮らししたいなと考えているのですが、費用はどのくらいかかるのでしょうか。今は、25歳で実家暮らしです。
FP伏屋さん:なるほど、初めての一人暮らしですね。
僕も何回か引っ越ししてますが、初めての時はわからないことだらけですよね。僕の経験も踏まえて、まず必要なお金を説明しましょう。
ムラヤマくん:はい、よろしくお願いします。
FP伏屋さん:「初期コスト」と「ランニングコスト」に分けて見ていきますね。
サトミさん:今、一人暮らしの私も参考になりそうなお話ですね。
FP伏屋さん:まず「初期コスト」とは、引っ越しの際にまとまってかかるお金のことです。「敷金・礼金」「引っ越し費用」「家具・家電の購入費用」などが、それにあたります。
一方の「ランニングコスト」とは、毎月かかるお金のことです。「家賃」や「生活費」などですね。
ムラヤマくん:ふむふむ。
FP伏屋さん:例えば「25歳男性・独身・年収350万円」の方が、初めて一人暮らしする場合を想定してみましょう。費用の相場がこちらです。
初期コスト ランニングコスト(月)
敷金・礼金(家賃2ヵ月分) 17万円 家賃 8.5万円
仲介手数料(家賃1ヵ月分) 8.5万円 貯蓄 5万円
引っ越し費用 7万円 三大固定費 1.5万円
家具・家電 購入費用 23.5万円 生活費 3.5万円
交際費等 1.5万円
56万円 20万円
合計 76万円
ムラヤマくん:えー、こんなにかかるんですね。
FP伏屋さん:まず気になるのは「家賃」でしょうか。
家賃は年収の25%前後が相場と言われています。ただし、首都圏は家賃が高いので年収の30%くらいが相場です。会社員でボーナスが高い方は「月収」を参考にしてください。
サカエ部長:僕も単身赴任で東京に引っ越してきて、家賃高いなと思いました。
FP伏屋さん:そうですよね。家賃は毎月の固定費として出ていくお金なので、とても大切です。
家賃が上がると初期コストもランニングコストもぐっと上がるので、物件選びは慎重にしたいところです。
タナカさん:最近は物価が上がってきているので、家賃を抑えられると安心ですよね。
ムラヤマくん:初期コスト、結構かかりますね。そっか、家具・家電も買わなきゃいけないのか。
FP伏屋さん:いいところに気がつきましたね。

20代で初めて一人暮らしするときって家賃や住む場所にばかり注目してしまい、初期コストに「家具・家電の購入費用」を想定してない人が多いんです。
タナカさん:私も初めて一人暮らししたとき、忘れてた。
FP伏屋さん:家具・家電について言うと、「廃棄・処分」の費用も多くの人が想定していません。家具・家電は思っている以上に金額がふくらむケースが多いんですよね。
ムラヤマくん:そうなんですね。うーん、今すぐの引っ越しは難しいかなぁ。貯金もしたいけど趣味にもお金を使いたいし、困ったな。

すぐにでも一人暮らしがしたいなら、家具と家電のレンタル・サブスク

タナカさん:ムラヤマくんは、今すぐ一人暮らししたいんだね。
FP伏屋さん:それなら、家具と家電のレンタル・サブスクを利用するのはどうでしょうか。
初期コストを圧迫している「家具と家電の購入費用」をぐんと抑えられますよ。
ムラヤマくん:家具と家電のレンタル・サブスクって、この前サカエ課長が引っ越してきたときに使っていたサービスですね?
サカエ課長:そうだね。タナカさんに教えてもらって、CLAS(クラス)のレンタル・サブスクを使っているよ。
タナカさん:家具と家電のレンタル・サブスクだと、買うにはためらう金額の家具・家電もお手軽な金額で必要な期間だけ使えるのが便利なのよね。
FP伏屋さん:初めての一人暮らしで家具・家電を一式で購入すると、25万円程度が相場です。
でもレンタル・サブスクなら初期コスト2万円程度で済んじゃいます。
ムラヤマくん:すごい!
FP伏屋さん:しかも、ネットで手配できるから、安い家具や家電を求めて買い回らなくていいし、働きながらでもラクに引っ越し準備が進められます。
好きなときに返せるから荷物を減らせて、引っ越し費用が安くなるのもうれしいですよね。
タナカさん:必要なときだけ借りられるから、収納スペースを圧迫しないのもうれしい。
ムラヤマくん、趣味があるなら収納がどのくらい必要かよく考えたほうがいいよ。
サトミさん:都内の一人暮らし物件は、収納が限られていることが多いですからね。
FP伏屋さん:扇風機などの季節家電は、CLASを利用すると使わなくなったら返せるから、省スペースになっていいんじゃないでしょうか?
ムラヤマくん:家具と家電のレンタル・サブスクなら、一人暮らしできるような気がしてきました!

20代は引っ越しが多い。でも貯蓄も増やしたい。

FP伏屋さん:そして覚えておきたいのが、20〜30代は引っ越しが多いという点。

ライフスタイルの変化や転勤・転職などで2〜3回は引っ越す20〜30代が多いんです。首都圏ではもっと多いかもしれません。
サトミさん:収入が増えてくると、今よりいい物件や好きな街に住み替えたくなるしね。
FP伏屋さん:最近は20代の転職が増えているんです。新卒の3人に1人は3年以内に辞めるとも。だから20代の方には、貯蓄を多めに持っておくことをおすすめしています。 
ムラヤマくん:貯蓄はどれくらいあればいいんですか?
FP伏屋さん:毎月の生活費20万円を半年分、120万円くらいは現金で持っておきたいところですね。そのためにも、毎月の貯蓄が欠かせません。
ムラヤマくん:でも、僕そんなにお金ないし。趣味にもお金を使いたいし。
FP伏屋さん:ランニングコスト、つまり毎月のお金のやりくりをどう考えるかですが。

基本的には、収入から「家賃+貯蓄+三大固定費(住宅資金・通信費・保険)」を除いた額を、生活費や交際費、趣味に使えるお金として考えるといいですよ。

貯蓄に回す金額の目安は、収入の25%。毎月、貯蓄に回せる額を確保することが大切です。
タナカさん:先月はできたけど、今月はできなかったということはなるべく避けたいですもんね。
FP伏屋さん:そうですね。だから引っ越しが重なったとしても、まとまって出ていく大きな出費は抑えたいんです。
ムラヤマくん:だから家具と家電はレンタル・サブスク、ということですか?
FP伏屋さん:さすがムラヤマくん、わかってますね。家具と家電のレンタル・サブスクなら、購入と違って一度に大きな出費がない。
毎月の支出が大きく乱れないから、貯蓄のペースが崩れずに済むんですよ。
家具・家電のレンタル・サブスクとお金の話のイメージ
ムラヤマくん:なるほど、レンタル・サブスクなら転職して引っ越しても安心ですね。
サカエ課長:できれば、転職しないでうちの会社にずっといてほしいけどね!笑

まとまった出費を抑えて投資に回す。貯蓄を増やす。

FP伏屋さん:今、貯蓄を増やすために投資への関心も高まっているんです。「iDeCo」や「つみたてNISA」のニーズも増えてきている。
タナカさん:人生100年時代、老後の備えに2,000万円必要という話も聞きます。
FP伏屋さん:ムラヤマくんも聞いたことありますよね? 今後、もらえる年金が今よりもっと少なくなるかもしれない。

将来の備えとして、投資でお金を増やすことも有益ですよ。
ムラヤマくん:なるほど〜。
FP伏屋さん:投資は、金融商品を運用して利益を増やしていくこと。
投資は複利が効いて利益が増えていくものなので、長期保有・運用が大切なんです。
タナカさん:だから毎月、投資の予算を確保する必要があるということですね。
FP伏屋さん:はい。大きな出費が続けば、一定期間、投資できなくなってしまうこともあるけど、レンタル・サブスクなら毎月のお金の流れが乱れることがない。

購入と違って、資産形成のための貯蓄・投資を続けることができるんです。

だから家具と家電のレンタル・サブスクは、FPの視点から見ても覚えておきたい選択肢のひとつと言えます。
タナカさん:私が貯蓄や投資を続けられていたのも、レンタル・サブスクを使っていたからかもしれないですね。
ムラヤマくん:勉強になります!

無理のない金額で、おしゃれな部屋に引っ越すなら。家具と家電のレンタル・サブスクCLAS

ムラヤマくん:伏屋さんの話を聞いていたら、一人暮らしの家具と家電はやっぱりレンタル・サブスクだなと思えてきました。
タナカさん:サカエ部長のときにもおすすめしたけれど、家具と家電のレンタル・サブスクならやっぱりCLASがいいと思う。
ムラヤマくん:今、CLASのサイトを見てるんですが、どの家具・家電もおしゃれなのに価格がお手頃なんですよね。買うとなればためらう金額のアイテムでも、レンタル・サブスクなら手が届きます。
タナカさん:安く済ませたいけど、できればおしゃれにしたいムラヤマくんにはぴったりじゃない?笑
サカエ部長:使わなくなったら返せるのも、無駄がなくていいよね。
ムラヤマくん:そうですね、本格的に検討してみます。

引っ越し完了、ムラヤマくんの一人暮らしはどんな感じ?

タナカさん:ムラヤマくん、無事、引っ越し終わったんだって?
ムラヤマくん:そうなんです。家具と家電はCLASでそろえました。スマホひとつで選べてすごく助かりました。今、初めての一人暮らしを満喫中です。
サカエ課長:これで貯蓄もできそうだね。
ムラヤマくん:もちろん、がんばりますよ!来月から。笑

記事監修/PROFILE

伏屋慶二さん
日本ファイナンシャルプランニング株式会社 代表取締役/ファイナンシャルプランナー

AFP認定者、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。
不動産販売会社、外資系金融機関での勤務を経て、2016年に日本ファイナンシャルプランニング株式会社を創業。お金と住まいの視点から、お客さまに最適なライフプランの設計・実現に向けたご提案を実施。特定の金融機関やディベロッパーとの資本関係がない独立資本のため、真に最適なコンサルティングが可能。「お金で困ることのない社会の実現」を目指し、日々奮闘中。1980年愛知県生まれ。

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