4人家族の生活費はいくら？全国平均と節約ポイントをご紹介

4人家族の生活費は、3人家族のときよりも食費や教育費などの支出が多くなるため、少しでも節約したいと思うのではないでしょうか。

生活費を節約するには、現在の家計を見て、何にお金を使っているかを把握することが大切です。


今回は、総務省の統計をもとにした「4人家族の全国平均月額生活費」と、文部科学省のデータをもとにした「子どもにかかる教育費」について解説します。

さらに、4人家族の節約ポイントと、賢く節約しながら理想の住まいに住む方法もお伝えしますので、ぜひ、節約の参考にしてください。

4人家族の1ヵ月の生活費はいくらなのでしょうか。
総務省の家計調査※1によると、 4人家族の全国平均月額生活費は330,355円 です。

内訳をみていきましょう。

上記の住居費には持ち家や親族からの借家、社宅なども含まれています。

より自分の家計に近い数字を出すためには、この住居費を除いた4人家族の生活費の平均313,106円を出し、実際にかかっている住居費を足すとよいでしょう。

賃貸物件や住宅ローンの支払いをしている場合は、この313,106円に家賃や住宅ローンの支払い額をプラスすれば、よりリアルなシミュレーションができます。

このあと、全国の平均値の家賃で生活費4人家族のシミュレーションを出していますので、参考にご覧ください。

また、教育費は2人の子どもが成長するに従って高くなっていくので注意が必要です。

※1 出典: 2022年度 家計調査 世帯人数別（表番号3-1);総務省 （更新日2023/08/24）

上記を踏まえたうえで、各エリアの家賃相場をもとにした「4人家族の生活費」をシミュレーションしてみましょう。

まず、ファミリー向けマンションに多い3LDKの平均家賃を各エリアごとにみていきます。

ちなみに、厚生労働省のデータ※2によると、4人家族の住まいの最低基準面積は50㎡。全国の3LDKの平均的な広さは60〜70㎡です。

この家賃の相場を、先ほどの家賃を除く全国平均生活費に加算すると、3LDK住まいの4人家族の生活費は以下のようになります。

地域別4人家族の平均月額生活費

以上を見ると、住むエリアによって生活費は変わってくること、そして生活費のなかでも家賃が占める割合が大きいことが分かります。

さらに、ここに子どもの教育費が加算されていきます。
次の章で、成長するにつれ増えていく教育費についてご紹介しましょう。

※2 出典: 住生活基本計画における居住面積水準;厚生労働省 （更新日2018/09/06）

先ほどご紹介した総務省のデータでは、教育費の平均は毎月28,165円でした。

しかし、子どもが成長するにつれ、一般的に教育費は高くなっていきます。
文部科学省が調査した令和3年度子供の年間の教育費※3をみていきましょう。

なお、調査した教育費には、学校教育費と学校外活動の学習費が含まれます。

子ども1人の年間の教育費
以上をもとに、子ども2人の教育費をシミュレーションしてみましょう。

子ども2人の教育費のシミュレーション

以上のように、子ども2人の教育費は、成長するに従って高額になっていくことが分かります。

※3 出典: 令和3年度子供の学習費調査の結果;文部科学省 （2022/12/21）

子供の成長と共に増していく生活費。できるだけ節約したいですよね。

4人家族の生活費を節約するには家計を見直して、無駄を省くことから始めましょう。

支出には、毎月支出額が異なる「変動費」と、毎月決まって支出する「固定費」があります。

変動費の節約方法
変動費の節約は、まず食費から。まとめ買いや、手作りのおやつが節約につながります。

固定費の節約方法

通信費：携帯電話のキャリアを変更して、格安SIMに切り替える方法があります。

光熱費：電気・ガス会社の変更を検討するのもひとつ。変更する際は、値段だけでなく信頼性の高い会社を選ぶことが大切です。

水道費：節水シャワーヘッドに変えたり、風呂の水を洗濯に使ったりすることで節水を。

電気代：エアコンの設定温度を抑えたり、古い家電を省エネタイプの家電に変えたりして節電を。

そのほか：生命保険の見直しもおすすめ。本当に必要か、目的に合っているかを見直し整理してみてください。

さらに、賃貸物件にお住まいなら、固定費で一番大きな家賃を下げるために、安い物件へ引越すのもよいでしょう。

節約を目的に今より安い家賃の物件へ引っ越したり、子どもの成長に伴って部屋数の多い家へ引っ越したりすることもあるでしょう。

しかし、住み替えは引っ越し費用がかかり、新居に合う家具や家電を購入することもあるので、まとまった資金が必要です。

かさみがちな費用を賢く節約する方法に、 家具と家電のレンタル・サブスク を利用する方法があります。

家具と家電のレンタル・サブスク を利用すると、高い購入費を払わずに、月額使用料で必要な家具や最新の省エネ家電をそろえられます。

家具と家電のレンタル・サブスク にはいろんなメリットがあるので、ぜひ知っておきたい節約方法のひとつです。次の章で詳しくご紹介します。

CLAS はデザイン性に優れ、機能性が高くおしゃれな家具や家電を、月額使用料でそろえられるレンタル・サブスクサービスです。

「子どもの成長に伴い広い家に引っ越す」
「家を買うまで賃貸に住んでいる」
「転勤が多い」

そんな4人家族なら、生活費の節約しながら理想の暮らしを実現できます。

＜CLASが節約につながる理由＞

CLAS は、節約しながら必要な家具や家電をそろえられる便利なサービスです。　
特に キッズ用品は子どもが成長したら不要になるので、レンタルがおトク 。
使わなくなったら返却するだけでいいので、忙しい育児中の家族におすすめです。

ここからは、CLASのベビー＆キッズ商品をご紹介します。
子供の成長に合わせたレイアウトや家具については、「 子供部屋のレイアウトはこれで解決・部屋サイズと年齢別ポイントを紹介 」をご覧ください。

今回は4人家族の生活費が、お住まいの地域や、成長するに従って高くなっていく教育費によって変化していくことをお伝えしました。

生活費を節約するコツもご紹介しましたが、節約するあまりに、生活レベルを下げ過ぎて、ぎすぎすした生活は送りたくはないものですね。

節約にはバランスが大切です。バランスの良い節約を心がけて、子どもたちの成長を見守りながら4人家族の生活を楽しんでくださいね。