東京一人暮らしの初期費用はいくら？エリア別の相場と安く抑える方法を解説

東京で始める一人暮らし。
期待がふくらむ一方で、「初期費用がいくらかかるか気になる」「東京は家賃が高いから不安」という思いがあるのではないでしょうか。

一人暮らしの初期費用は、家賃の4〜6か月分といわれています。

初期費用の内訳は以下の通りです。

都内はエリアによって家賃が大きく変わるため、住む場所によって初期費用も変わってきます。

今回は、東京のエリアごとの一人暮らしの初期費用と、費用を抑えるための具体的な方法をお伝えします。

詳しい 「一人暮らし初期費用」 についてはこちらをご覧ください。

東京で一人暮らしする初期費用は、家賃を基準に算出することができます。

ただし、東京はエリアによって家賃の相場が変わります。

そこで、東京を大まかに分けて、エリアごとの家賃相場をお伝えします。
街ごとの特徴や住環境なども併せてお伝えしますので、参考にしてください。

都心3区といわれる港区・千代田・中央区は、多くの大企業が本社を構えるエリア。
オフィス街・商業エリア・住宅街・各国大使館・自然教育公園などが数多く点在しており、働く場所へのアクセスがよく、ショッピングに便利なエリアとして人気です。

住宅地も多くあり、 青山・表参道・六本木・赤坂・麻布・白金・高輪・汐留・高輪などは高級住宅街のイメージが漂います。

一人暮らし向けの物件も多いものの、家賃はほかのエリアに比べて高め。
都心3区の一人暮らしの家賃相場は、11.5〜26万円ほどです。
一人暮らしの初期費用の目安は、約46〜156万円です。

世田谷・杉並区・中野区は、都心へのアクセスがよく、自然も豊かな住宅街。
公園が多く、暮らしやすいエリアのため、若者からファミリー層まで、幅広い層に人気のエリアです。

JR中央線・西武新宿線・東京メトロ丸ノ内線・京王線・小田急線・田園都市線などが通っており、家賃は都心から離れるほど下がっていきます。

三軒茶屋・下北沢・二子玉川エリアは、店が多く、人気の街。
東中野・中野などの中央線エリアは、新宿が近いため、家賃がやや高めです。
高円寺・阿佐ヶ谷・荻久保エリアは、商店街と若者文化でにぎわうエリア。
また、下高井戸・桜上水・経堂・上祖師谷・八幡山エリアは、家賃が安めといわれています。

世田谷・杉並区・中野区エリアの一人暮らしの家賃相場は、6.5～8.5万円。
一人暮らしの初期費用の目安は、約26～51万円です。

墨田区・台東区・荒川区は、東京の下町エリア。

なかでも墨田区は住宅地としても人気の高い地域です。 東京スカイツリーや商業施設の東京ソラマチもあるにぎやかな下町で、隅田川・北十間川・堅川・荒川などの水辺に囲まれています。

隅田川の西側の台東区には、外国人観光客が多い浅草や上野があり、にぎわいをみせています。またこのエリアには、美術館が多いのも特徴。
東京のなかでも下町エリアは家賃が安い傾向にあります。

墨田区・台東区・荒川区エリアの一人暮らしの家賃相場は、6～9万円。
一人暮らしの初期費用の目安は、約24～54万円です。

東京の23区の西側エリアは、八王子市・立川市・武蔵野市などの市町村が広がります。

武蔵野市には、人気の街吉祥寺があり、家賃は八王子市・市川市よりは高め。
吉祥寺駅周辺には、井の頭公園やおしゃれな店が多く、買い物スポットとしても人気です。

多摩川を越えた立川市と八王子市は、家賃が安い傾向があります。なかでも大学が多い八王子市は家賃が安めに設定されています。
八王子は駅ビルや周辺が繁華街になっており、立川は大型商業施設の多い郊外の都市になっていて、モノレールも通っています。

八王子市・立川市・武蔵野市エリアの一人暮らしの家賃相場は、4.5〜8万円。
初期費用の目安は、約18〜48万円です。

東京で一人暮らしを始めるには、まとまったお金が必要になります。
初期費用は、少しでも抑えたいものですね。

ここからは、東京で一人暮らしを始める際にかかる初期費用を抑える方法をご紹介します。

一人暮らしの初期費用の内訳について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

家賃が少しでも安ければ、初期費用を抑えられます。

駅近や新しい物件は、家賃が高くなるのが一般的。初期費用を抑えるには、駅からの距離や建物の築年数にこだわらず、物件を探すことをおすすめします。

また、礼金・敷金がゼロになる物件や、家賃が数か月間無料になるフリーレントの物件もあります。

引っ越し費用は、時期・距離・荷物の量で変わってきます。

2〜4月は引っ越しシーズンで、 この時期は引っ越し費用が高いのが一般的。この繁忙期を外すと、引っ越し費用を抑えられます。
荷物の量が少ないと、費用は安くなるので、荷物を極力減らすとよいでしょう。

また、家族や友人に手伝ってもらい、レンタカーで自分で引越せば、費用は安く収まります。

一人暮らしを始める際、必要な家具や家電をすべて購入すると初期費用がかさんでしまいます。

家具と家電の購入費を抑えるには、フリマやセカンドショップを利用する方法があります。
また、最近は 家具と家電のレンタル・サブスク も注目されています。

一人暮らしの初期費用をぐっと抑えながらも、おしゃれな理想の部屋づくりができる 家具と家電のレンタル・サブスク の詳細は、次の章でご紹介します。妥協せず理想の一人暮らしをするために、ぜひチェックしてみてくださいね。

家具と家電のレンタル・サブスク は、高い購入費を支払わずに、月額使用料で家具と家電を使えるサービスです。
購入費の出費がないため、初期費用を抑える方法として注目されています。

CLAS はデザイン性の高い家具と機能性に優れた家電をそろえる家具と家電のレンタル・サブスクサービスです。

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東京で始める一人暮らし。期待とともに、費用面の不安もつきものです。

東京の主なエリアの家賃相場と一人暮らしを始める際の初期費用をチェックして、理想の一人暮らしを始めてくださいね。

そして、今回お伝えした初期費用を抑える方法も活用してみてください。