二人暮らしの引っ越し初期費用　計算方法から費用の相場を徹底解説

二人暮らしを始めようと考えた時に気になるのが、引っ越しにかかる初期費用でしょう。引っ越しにかかる費用は時期によって異なりますが、ある程度の金額を要しておかなければいけません。

そこで今回は、二人暮らしの引っ越しにかかる費用の相場や準備しておくべき初期費用、引っ越しの初期費用を抑える方法について解説していきます。

これから二人暮らしをスタートしようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

二人暮らしの引越しにかかる費用は、繁忙期（2月〜4月）と通常期（5月〜1月）で変わってきます。
そのため、それぞれの時期でどのくらいの費用がかかるのか把握する必要があります。

依頼する引っ越し業者や選択するプランによっても変わってきますが、おおまかな費用を把握しておけば、引っ越し資金を準備しやすくなるでしょう。

まずは、繁忙期と通常期で二人暮らしの引っ越しにかかる費用はどのくらいになるのか解説していきます。

2月～4月は、就職や進学で引越しをする人が多い時期。
そのため、引っ越し業者にとって書き入れ時になり、通常期と比べて費用も高めに設定されています。

繁忙期に引越しをする際の費用相場を距離ごとにご紹介します。

繁忙期に引越しをする場合、費用相場は上記のとおりです。

当然ですが、引っ越しの距離が長くなるほど料金は高くなります。
引っ越し業者によっては早割などを行っている場合もあるので、引っ越しのタイミングが既に決まっているなら早めに日程を押さえておくのが得策です。

5月～1月は、2月～4月と比べると引越しをする人が多くありません。そのため、引っ越し費用も安めに設定している業者が多く見られます。
繁忙期にどうしても引っ越しをしなければいけない事情がなければ、タイミングをずらすのも良いでしょう。

通常期の相場は以下のようになっています。

通常期であれば、繁忙期と比べるとコスト削減につながります。
少しでも引っ越しのお金を抑えたいなら、通常期の引越しを検討してみましょう。

引っ越しをする際は、引っ越し費用だけではなく初期費用についても考えなければいけません。
引っ越し費用だけ用意しておいても、初期費用が足りなくなってしまったら大きな問題です。
円滑に進めるためには、二人暮らしに必要な初期費用がどのくらいなのか、という点も把握しておかなければいけないのです。

続いては、二人暮らしに必要な初期費用の相場や初期費用の内訳、生活費の内訳についてみていきましょう。

二人暮らしを始めるなら、初期費用がどのくらいかかるのかといった点も把握しておく必要があります。
二人暮らしをスタートするために準備しておきたい初期費用は、少なくとも家賃の 6～7ヶ月分 です。

部屋を借りるための敷金や礼金、不動産会社に支払う賃貸契約の初期費用で家賃の3～5ヶ月分くらい必要になります。
それにプラスして、引っ越し費用や各家電をそろえる費用などがかかります。それらを合算すると、家賃の6～7ヶ月分程度になるのです。

ただし、お互いに一人暮らしをしていたカップルであれば、家具や家電を持ち寄れるため、より費用を抑えられる場合もあります。
今回ご紹介した初期費用の相場は、実家暮らしや新たに買い揃えたりする場合の相場だと思ってください。

二人暮らしにかかる初期費用は家賃によって異なります。
ここでは、家賃が70,000円、110,000円、140,000円の場合でシミュレーションしていきます。

敷金・礼金・仲介手数料・前家賃・保証料は家賃の1ヵ月分、火災保険料は20,000円、鍵の交換費用は15,000円と仮定した場合の内訳は以下の通りです。

また、家具や家電を買い揃えなければいけないケースもあります。
家具や家電の購入費用相場も確認しておきましょう。

引っ越し費用は、お互い同じ市町村に住んでいると仮定すると、約60,000円が相場となります。
引っ越し先までそれぞれの実家や一人暮らしをしていた賃貸物件から荷物を運び出すには、120,000円ほどかかります。

家具や家電を購入する必要がない、どちらかのアパートで生活をするといったパターンなら、コストはかなり抑えられます。

二人暮らしを始める際、生活費がどのくらいかかるのか気になる人もいるでしょう。
そのため、生活費の内訳についても確認しておきましょう。

参照： 家計調査 2022年次 世帯人数別（表3-1）

家賃はエリアや間取りなどによって大きく変動するため、今回は含めていません。
そのため、この費用にプラスして家賃がかかることになります。家賃が高いアパートに暮らす場合は、その分負担が大きくなってしまうでしょう。

食費に関しては、自炊メインなのか、外食やお惣菜を買ってくることが多いのかによっても変わってきます。
普段から外食をする機会が多い場合は、食費の負担がもう少し大きくなる可能性があります。自炊で作り置きおかずなどを作っておけるなら、抑えられる場合もあるでしょう。

通信費は比較的節約しやすい部分です。
スマホを格安にしたり、ポケットWi-Fiがあるならギガ数が少ないプランを選んだりすると抑えられます。

二人暮らしをスタートする時の引っ越し初期費用は、引っ越しをして終わりではなく、その後の生活も考えなければいけないため、できる限り抑えたいもの。
しかし、上手く費用を抑えられずに悩んでしまうといったケースもあります。

この章では、二人暮らしの引っ越し初期費用を抑える方法を解説します。引っ越しにかかる費用を節約したい方は必見です。

引っ越し業者の繁忙期は、進学や就職などで引越しする人が多くなる 2月〜4月 です。
どうしてもそのタイミングで引っ越しをしなければ都合が悪いという場合を除き、繁忙期を避けるのがおすすめ。

依頼する業者によってもプランの内容や金額が異なるので、それらも踏まえた上で依頼先を決めるようにしましょう。
相見積もりを取って比較するとお得な業者を見つけやすいです。

引っ越し初期費用の中でも、業者に支払う金額は大きな割合を占めます。
そのため、自分たちで引越しをすれば、大幅なコストダウンにつながります。

できるだけお金をかけずに引っ越しをしたいなら、自分たちの力でできないか検討してみましょう。
ただし、家電によっては運ぶ際の注意点がある場合もあるので、あらかじめリサーチする必要があります。

運搬に関しては、友人や家族に手伝ってもらうのも良いですね。

引っ越し費用は、家具や家電の運搬費もしくは購入費が大きな負担になるケースが多いです。
コストを減らしたいのであれば、家具・家電をレンタルするという方法も検討してみるのがおすすめです。
家具や家電にもサブスクなどのサービスがあり、わざわざ購入する必要がなくなります。

家具と家電のレンタル・サブスク では、気になっている家具や家電を使うこともできるため、利用はメリットが大きいと言えます。

短期間でまた引っ越しをする可能性がある場合なども、 家具と家電のレンタル・サブスク なら返すだけなので、引っ越しで大荷物を運ばずに済みます。

家具と家電のレンタル・サブスク を利用すると、お金がかかってしまう引っ越しの負担を軽減できます。
初期費用を抑えればその分生活を充実させるための費用に回すことができ、より快適な生活を送れるでしょう。

家具と家電のレンタル・サブスク を行っている CLAS では、二人暮らしに役立つアイテムも豊富に取り揃えています。
引っ越し費用を少しでも抑えたい、また近いうちに引越しをする可能性があるからサブスクでそろえたいと考えている方は、ぜひ CLAS をチェックしてみてください。