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電子レンジのアース線は必要?付け方・端子がない場合の対処法から温める仕組みまで解説

2025/10/31

電子レンジのアース線は必要?付け方・端子がない場合の対処法から温める仕組みまで解説
電子レンジなどの家電には アース線 が付いている商品もあります。
感電や漏電を防ぐために重要な役割がありますが、接続方法を理解していない方もいるはずです。

そこで今回は、電子レンジのアース線の役割や必要性を解説すると共に、アース線の付け方やアース端子がない場合の対処法、NGとされる接続先などを解説していきます。

電子レンジで食品を温められる仕組みについても解説していくので、電子レンジやアース線の疑問を解決するためにも役立ててください。

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電子レンジのアース線、接続してる?
その役割と必要性をまず解説

そもそも電子レンジに付いている アース線 は、どのような役割を持っているのか気になる人も多いはず。
アース線を付けなくてもコンセントを差していれば稼働はするため、アース線がなくても問題ないだろうと考えるかもしれません。

しかし、アース線は一種の「お守り」のようなもので、安心して利用するために必要です。まずは電子レンジのアース線における役割と必要性を解説しましょう。

そもそもアース線とは?
漏電・感電から身を守る命綱

アース線は漏電・感電から身を守る命綱
アース線 は電子レンジや洗濯機、冷蔵庫など、水回りや湿気の多い場所で使用する家電に付属する線です。

アース線の主な役割は
家電の故障などで漏電した際に、地面へ電気を逃がすこと です。

もしアース線をつながずにいると、家電に触れた際に人間の体を通って電気が地面に逃げていくため、感電事故につながります。
また、漏電によって火花が発生し、周囲のホコリなどに燃え移ってしまうと、火事につながる可能性もあります。

このように、感電防止など安全を守る目的で、アース線が備わっています。

電子レンジにアース接続は義務?
つけないとどうなる?

さまざまな危険から守ってくれるアース線ですが、接続自体は法律的に義務付けられておらず、接続していなくても問題ありません。
しかし、家電メーカーのほとんどは接続を強く推奨しています。アース線をつけないと以下のリスクが高まります。
  • 感電の危険性が高まる
  • 電磁波ノイズが他の家電に影響を与える可能性がある

【リスク1】
感電の危険性が高まる。

アース線をつけないと、電子レンジが故障して漏電している時に触ってしまった場合、 感電の危険性 が高まります。

電流の大きさによって感じ方も異なり、0.5~1mAであればピリピリと感じる程度で、人体に危険が及ぶ心配もありません。

しかし、5mAから人体に悪影響は出ないものの相応の痛みを感じるようになり、10~20mAになると筋肉の収縮が発生し、握った電線を離せなくなってしまいます。
さらに50mA以上で心肺停止の可能性が出てきます。

電子レンジ(30Lクラス)の消費電力はワット(W)数で表示されていますが、アンペア(A)数に直すと約15A(15,000mA)が目安 とされています。

必ずしも15Aという強い電流で感電するわけではないものの、漏電している電気の量によっては非常に危険なのでアース線は接続したほうが良いです。

【リスク2】
電磁波ノイズが他の家電に影響を与える可能性がある。

電子レンジを高出力で使用した場合、強力な電磁波が発生します。
この電磁波がノイズとなり、
他の家電に影響を与えてしまう可能性 があります。

例えば、近くにテレビやラジオがあると電磁波ノイズの影響で画面や音が乱れてしまうことも。

また、電子レンジから発生する電磁波は2.45GHzの周波数で動作していますが、Wi-Fiの周波数帯は2.4GHz帯と非常に近く、電子レンジの電磁波が影響してWi-Fi通信が不安定になることもあります。

こうした電磁波ノイズによる影響も、アース線を取り付けることで地面に電磁波を逃がし、干渉リスクを軽減してくれます。

【図解】
電子レンジのアース線の付け方と、
端子がない場合の対処法

ここからは、電子レンジのアース線の付け方を解説していきます。
端子がない場合の対処法についても説明していくので参考にしてください。

1分で完了!アース線の正しい付け方(接続方法)

アース線が接続されたコンセント
ネジ式のアース端子への接続は、ポイントを押さえれば簡単且つ安全に行うことができます。

ただし、単にねじって差し込むだけでは確実に固定できないため、正しい手順を理解しておかなければいけません。
ここでは、アース線の付け方を3つの手順で解説していきます。正しい方法を知り、アース線を接続していきましょう。

Step1:コンセントから電源プラグを抜く

まずは、アース線を取り付ける前に必ず電子レンジの電源プラグをコンセントから抜き、完全に電源を切ってください。

これは、感電を防ぐための準備となり、安全にアース線を接続するためにも大切なステップです。
抜き忘れのないように注意してください。

Step2:アース端子のカバーを開ける

次に、アース線の先端をチェックし、被膜が覆っている場合にはニッパーやカッターを使用して被膜を1~1.5cm程度剥ぎ、中の銅線を露出させておきましょう。
また、銅線は傷付けないように注意し、バラけないように指でねじり合わせて1本の束状にしておきます。

その後、コンセントのアース端子カバーを開けて「アース」と表示されている部分を確認し、ドライバーを使ってアース端子のネジを緩めてください。

Step3:アース線をネジにしっかり固定する

最後にネジ部に銅線を巻き付けていきます。

銅線の先端を「J」の字を逆さにした形に曲げ、ネジに引っかかるように配置し、プラスドライバーを使って時計回りにネジをしっかりと締めて固定していきます。

固定した後には銅線を軽く引っ張り、簡単に抜けないかチェックしてください。
しっかりと固定されていればカバーを閉めて終了です。

【賃貸・アパート向け】
コンセントにアース端子がない場合の対処法

次に、コンセントにアース端子がない場合の対処法を解説していきます。

自分で設置できるのか疑問に感じている方も中にはいますが、アース線付きコンセントへの交換工事は電気工事法によって要資格者のみしか行えないようになっています。

アパートやマンションといった賃貸物件であれば勝手な工事もできないため、基本的には住んでいるアパートの管理会社や大家さんに相談しなければいけません。

その際には、費用についても相談し、どの程度で工事ができるのか確認しておきましょう。

危険!絶対にやってはいけないNGな接続先

絶対にやってはいけないNGなアース線の接続先
住宅内でアース線の接続ができる場所は コンセントのアース線の差込口だけ です。

ガス管や水道管、電話線といった場所は接続できません。
場所によっては危険を招くリスクがあるため注意しましょう。

ガス管:
ガス漏れ時に引火・爆発の危険。

ガス管にアース線を接続する行為は「 電気設備に関する技術基準を定める省令 」という法律で禁止されています。
これは、ガス管に電流が流れるとガス漏れ時に引火や爆発の危険があるためです。

アース線は、感電や漏電を防ぐための安全装置としての役割がありますが、正しい場所に設置しなければ、本来の役割を果たせなくなります。

新たなリスクを生み出す可能性があるため絶対にしないよう注意してください。

水道管:
プラスチック管の場合、アースの役割を果たさない。

現在使用されている水道管は、塩ビ管やポリエチレン管といった絶縁体である樹脂が主流です。
そのため、電気が流れないためアース線を取り付けたとしても効果がありません。

以前使用されていた金属管の場合は、電色や感電のリスクがあるため、コンセントの専用アース端子に接続するようにしてください。
ちなみに、
水道管にアース線を取り付ける行為も法律で禁止 されています。

電話線や避雷針のアース:
落雷時に逆流の危険。

電話用のアース線や避雷針にアース線をつなぐと、 落雷が発生した際に事故が起きる危険性 があります。

アース線を通じて建物内に雷の電流が浸入する「逆流雷サージ」を引き起こす可能性があるため、家電にも影響を与えてしまいます。
リスクを防ぐためにも、電話線や避雷針には接続しないようにしてください。

【なぜ温まる?】
電子レンジの仕組みを科学的に解説

ここからは、電子レンジがなぜ食品を温めることができるのか、その仕組みを解説していきます。

電子レンジが食べ物を温める仕組み

電子レンジが食べ物を温める仕組み
電子レンジは火を使わずに食品を温めることができます。

原理としては、電磁波を利用して食品を温めています。
電子レンジの内部には「
マグネトロン 」と呼ばれている部品が組み込まれており、そこからマイクロ波と呼ばれている電磁波を放出しています。

マイクロ波は食品に含まれている水の分子を高速で振動させることができます。
この激しい振動によって分子同士がぶつかり合い、熱が発生するため食品が温まる仕組みです。

知っておきたい電子レンジの豆知識

電子レンジに関する豆知識をご紹介していきます。
疑問を解決するためにも役立ててください。

ターンテーブルが回る理由:
マイクロ波のムラをなくし、均一に加熱するため。

前述したように、電子レンジはマイクロ波を使って食品の水分を振動させて温めています。しかし、マイクロ波は庫内に均等に届くわけではありません。

そのため、温まりやすい場所と温まりにくい場所ができてしまいます。

そのムラを無くす役割を持つのが
ターンテーブル です。
お皿が回ることで食品が移動するため、均一に加熱できるよう工夫されています。

近年は、ターンテーブルのない電子レンジも増えていますが、その場合は内部にマイクロ波を反射させる装置が組み込まれています。
その結果、ターンテーブルと同じように均等に加熱ができます。

アルミホイルなど金属を入れると火花が散る理由:
マイクロ波が金属に反射し、放電現象が起きるため。

アルミニウムという金属を薄く伸ばしたものがアルミホイルです。

電子レンジはマイクロ波によって食品に含まれる水分を振動させて熱を生じさせます。

しかし、マイクロ波が刺激するのは水分だけではありません。
電子も刺激して振動させるため、アルミホイルのシワや尖った部分から放電が起きるため火花が発生します。

アルミホイルの尖った部分が多い場合や端がヒラヒラと動いている状態、電子レンジの壁面とアルミホイルがくっついている場合は、特に火花が散りやすくなります。

電子レンジの故障につながる危険性もあるため注意してください。

卵を殻ごと温めると破裂する理由:
内部の水分が急激に水蒸気になり、圧力が逃げ場を失うため。

電子レンジを使って卵を殻ごと温めると破裂する危険性があると聞いたことがある方もいるはずです。
これは、卵内部の水分が急速に加熱されて水蒸気となり、圧力が逃げ場を失うためです。

卵の内部で水蒸気が発生しても、殻に覆われていれば逃げ道がないため、内側からの圧力が高まってしまいます。
その圧力が限界に達すると、殻を破って内部の蒸気が一気に噴き出すため爆発を引き起こしてしまいます。

電子レンジ内で破裂しなくても、取り出した後に殻を割ったり、箸でつついたりすれば破裂する危険性があるので注意してください。

その電子レンジ、大丈夫?
安全性が不安なら「持たない」という選択も

古い家電を使い続けるといつ故障するかわかりません。
安全性に不安があるなら購入するのではなくレンタルという形で電子レンジを使うこともできます。

アース接続なしで使い続けるリスクや家電のレンタル・サブスクサービスを実施している
CLAS(クラス) の特徴をご紹介しましょう。

古い電子レンジを、アース接続なしで使い続けるリスク

電子レンジにも寿命があります。
経年劣化によって部品が故障してしまえば発熱や発火、漏電といったリスクが高まるため危険です。

まだ使えるからといって古い電子レンジを使い続けていれば大きなトラブルに発展する可能性があります。
異音がする、異臭がする、加熱ムラが激しいなど、少しでも不安になる点があれば買い替えなどを検討しましょう。

CLASなら、
安全な最新モデルを「購入せず」に利用できる

家電のレンタル・サブスク CLAS(クラス)なら、安全な最新モデルを「購入せず」に利用できる
電子レンジを買い替える意外にも最新モデルを利用する方法があります。
それが
家電のレンタル・サブスクサービス です。

CLAS であれば、安全な最新モデルを購入という形ではなく、レンタルして使うことが可能です。
CLAS の特徴を解説していきましょう。

初期費用ゼロで、
国内有名メーカーの最新電子レンジを試せる。

家電のレンタル・サブスクサービスを行っている CLAS であれば、初期コストを抑えて最新の電子レンジを試すことが可能です。

購入するとなれば高い費用を払う必要があります。
しかし、
CLAS であれば諸費用をかけずに、毎月一定の金額を支払うだけで電子レンジを利用できます。

「いつか使ってみたい」「ちょっとだけ試してみたい」など、気になっていた最新の電子レンジや憧れていた家電も我慢せずに使える点が大きな魅力です。

万が一の故障も無料で交換。安心して長く使える。

使っている最中に電子レンジが壊れたり傷ついてしまったりなど、故障すれば多額の修理費用がかかってしまうのではないかと不安視する方もいるはずです。

しかし、
CLAS であれば正しい使用方法を守って使った上での故障や傷であれば、修理費をかけずに交換できます。
長く使えるシステムが整っているので、安心して使える点が特徴です。

引っ越しや不要になった際の処分も不要。
返却するだけでOK。

電子レンジを引っ越しといった理由で使わなくなった場合は、スマホで申請するだけで返却可能です。
集荷日は、申請日の1週間後~1ヶ月先の日程で受け付けており、都合の良い日を自由に選べます。

搬出や梱包が面倒だと感じる方もいますが、スタッフが実施してくれるため手間をかけずに返却できます。
面倒な処分の手間もないので、使わなくなった時にすぐに手放せる点が魅力です。

アース線を正しく接続して、
電子レンジを長く使おう

アース線を正しく接続して、電子レンジを長く使おう

電子レンジのアース接続 最終チェックリスト

  • アース線は漏電・感電防止のために「必要」だと理解したか?
  • アース端子がある場合、ドライバーで正しく接続できたか?
  • アース端子がない場合、NGな場所に接続せず、管理会社や専門業者に相談したか?
電子レンジのアース線は安心して使い続けるためにも重要な役割があります。
漏電や感電、火災を防ぐために必要となるため、使用する際にはアース端子のあるコンセントに接続をすれば安心して使い続けられます。

今回まとめた付け方やポイントを確認し、安全に使用するためにもアース接続や正しい使い方をマスターしましょう。

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