【2024年版】タイプ別おすすめベッドマットレスの選び方　徹底紹介

ベッドマットレスは、快適な睡眠を手に入れるために重要なアイテム。
ベッドマットレスにはいくつもの種類があり、それぞれ異なる特徴を有しています。
自分に合ったベッドマットレスを手に入れるためには、種類や特徴を知り、目的に合わせたアイテムを選ぶことが重要です。

今回は、ベッドマットレスの種類や特徴、目的別のおすすめアイテムをご紹介します。
ベッドマットレスを購入したい方、ベッドマットレスのレンタルを検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

ベッドマットレスにはいくつか種類があるため、購入やレンタルをする際は把握しておく必要があります。
まずは、各種類の特徴について解説していきます。
ベッドマットレス選びの参考にしてみてください。

コイルマットレスは、マットレスのクッション層にコイルと呼ばれるバネを使ったマットレスです。
スプリングマットと呼ばれる場合もあります。

コイルの種類や品質の違いによってマットレスの使用感に大きな差が生まれるため、コイルマットレスを選ぶ時はどのようなコイルを使っているか確認してから購入・レンタルするようにしましょう。

バネを使っているので、強さによって体を包み込むように柔らかくしたり、沈み込み過ぎることを防いでしっかりと支えられるようにしたりできます。
そのため、コイルマットレスといっても製品によって寝心地が全く違うと感じる方も多いです。
布団のように綿やポリエステルだけで作られているわけではないので、長期的に使っても固くならないことも大きな特徴です。

ポケットコイルマットレスは、バネを1つずつ小さい袋に包んで敷き詰めたマットレスを指します。
袋でバネを包むことで独立しているため、体を点で支えてくれます。
女性や痩せ型の方から好まれるケースが多いマットレスでもあります。

加重を効率的に分散させられるので体にフィットしやすく、寝返り時の横揺れも少なめ。
体は自然なSラインをキープできることから、疲れをしっかりと回復できる質の高い睡眠も実現しやすくなりますよ。
また、バネ同士の摩擦がないので動いた時の軋み音も気になりにくいです。

ただし、バネが袋に包まれているので湿気が溜まりやすいというデメリットもあります。
部屋の空気を小まめに入れ替えたり、日の当たらない場所でマットレスを立てかけて干したりして工夫しましょう。

ボンネルコイルマットレスは、一般的なスプリングマットレスで価格は比較的安めです。
ボンネルコイルは、らせん状に巻いたバネを連結して作られたものです。
バネが連結しているため、面で体を支えてくれます。

反発力も高めで、極端に沈み込むことはなく、寝ている時の姿勢に合わせて体を優しく包み込んでくれるのが特徴です。
適度な硬さがあるため、体格が良い方や体重がある方でも安定感のある寝心地を実感できますよ。

ボンネルコイルマットレスは振動が伝わりやすいので、2人以上で寝ると寝返りを打った時の軋み音や振動が気になる可能性が高いです。
また、耐圧も分散されにくい構造となっているため、背中や腰に負担がかかりやすいです。

ノンコイルマットレスは、バネを使っていないマットレスです。ウレタンフォームや高反発ファイバーマットレス、ラテックスといった素材だけで作られているのが特徴。
バネが使われていない分、寝返りを打った時の軋み音や揺れが少ないことに加え、軽いので取り扱いもしやすいです。

ノンコイルマットレスは作りがシンプルなので、価格もリーズナブルです。軽くて搬入もしやすいため、送料も抑えられます。
バネが入っているコイルマットレスだと廃棄する際は粗大ゴミとして捨てるしかありませんが、ノンコイルマットレスなら分解して家庭ゴミに出せる可能性があります。

長持ちさせるには、こまめに陰干ししたり、上下を入れ替えて使ったりするのがおすすめです。
ベッドパットなどを使うのも効果的ですよ。

ウレタンフォームは、ポリウレタンを発砲させて化学反応で固めた素材。
正式名称はポリウレタンフォームと言います。
マットレスには、高反発ウレタンや低反発ウレタンといったものが使われています。

高反発ウレタンフォームは、体重がかかった時の反発力が強くてあまり沈み込まないので、体をしっかりと支えてくれるマットレスです。
正しい寝姿勢を保ちやすいため、腰や体への負担が少なく、寝返りも打ちやすくなっています。

低反発ウレタンフォームはゆっくりと沈み込み、ゆっくり反発するという点が特徴で、体に馴染むような寝心地を味わえます。
しかし、寝返りが多い方や腰痛持ちの方にはあまり向いていません。
柔らかい寝心地が好きな人にはおすすめです。

ファイバーマットレスは、マットレスのクッション層に樹脂製の三次元構造体を採用しています。
水分を吸収しにくい素材でできているので、丸洗いが可能。
反発力が高いため、高反発ファイバーマットレスと呼ばれるケースが多く、体をしっかりと支えてくれます。

また、寝返りが打ちやすいと感じる人も多く見られます。
寝返りを打つことで睡眠の質を高められるとも言われていることから、良質な睡眠を手に入れるためにもおすすめのアイテムです。

しかし、ファイバーマットレスの耐圧分散性はそこまで高くありません。
そのため、硬いと感じてしまう人もいるでしょう。
また、熱に弱いという性質もあるので、電気毛布や湯たんぽなどを使う時は注意してくださいね。

ラテックスは、ゴムの樹から採取された樹液を使って作られている素材で、他の素材とは違う柔らかさと弾力性が特徴のマットレスです。
ソフトな柔らかさで体を包んでくれますが、体を支える力もしっかりとあるので、理想的な耐圧分散や快適な睡眠を実現できます。

ラテックスには、天然ラテックス100％・天然ラテックス・合成ラテックスの3種類に分類されます。
購入やレンタルをする際は、天然ラテックス100％もしくは天然ラテックスのベッドマットレスを選ぶのがおすすめ。
合成だとゴム特有のニオイが気になったり、寝心地があまり良くないと感じたりする可能性があります。

ベッドマットレスは、目的によって適したアイテムが異なります。
ベッドマットレスの購入やレンタルを考えているなら、どのような点を重視したいのか決めることも重要です。
目的に合わせたベッドマットレスを手に入れることができれば、満足度の高い睡眠環境につながりますよ。

ここでは、寝心地の良いベッドマットレス・通気性が優れているベッドマットレス・自分の体形に合うベッドマットレスの特徴とおすすめアイテムをご紹介します。

ベッドマットレスを選ぶ時に重要なポイントになるのが寝心地です。
寝心地は、マットレスの素材や種類によって大きく変化します。
ふわふわした寝心地が好みなら低反発ウレタンフォーム、硬めが好きなら高反発ウレタンフォームやボンネルコイル、体にフィットする方が寝心地が良いと感じるならポケットコイルがおすすめです。

寝心地の良さは実際に寝てみないとわからないことも多いです。
自分が快適に眠れると感じるのはどのタイプのマットレスか知りたい場合は、家具店などに足を運び実際に試してみましょう。
実際に寝てみるとどのマットレスで寝心地の良さを感じられるかわかるため、購入やレンタルでアイテムを選びやすくなりますよ。

このマットレスは、ポケットコイルを採用しています。
体を点で支えてくれるため、理想的な寝姿勢を作るために適したベッドマットレスです。
腰に当たる部分とそれ以外の部分でバネの線径が異なる設計になっている点も、 Granz グランユニット マットレス（3ゾーン） ならではの特徴。

また、エッジブロックも採用しています。
マットレスの端に設置するコイルスプリングを強化したものがエッジブロックです。
寝返りした時の落ち込みを防止し、有効面積を増やすことに成功しています。

通気性が優れているベッドマットレスは、空気をたくさん含んだ中材を採用していたり、吸湿性・放湿性が高いカバー素材や生地を使ったりしています。
空気をたくさん含む中材には、ボンネルコイルやファイバーといったものが挙げられます。
吸湿性が高いカバー素材はコットンやレーヨン、放湿性が高いのはレーヨンなので、ベッドマットレス選びの参考にしてみてくださいね。

通気性が高いベッドマットレスを使うと、カビやダニが発生しにくくて清潔に使える、汗や湿気でまとわりつくことがないので肌触りの良さを感じられる、といったメリットが生まれます。
爽やかな睡眠を手に入れられるので、エアコンが苦手な方にも通気性が優れているベッドマットレスを試してみてください。

3Dメッシュ マットレス（ボンネルコイル） は、使い心地とデザインの良さにこだわって生み出されたアイテム。
デザイン性が高いバイピングと伸縮性に優れたニット生地で包んでいるため、デザインにこだわりたい方にもおすすめです。
また、3Dメッシュを採用しているので、通気性の良さも実感できるマットレスとなっています。

また、ボンネルコイルがぎっしりと詰まっているので、体を面で支えてくれます。
硬めでありながら適度に包み込んでくれる柔らかさも兼ね備えています。

側面に3Dメッシュを採用し、通気性の高いマットレスを実現したのがこちらのアイテムです。
清潔で心地良く使い続けることができます。
バネは1つずつ独立した構造になっているため、体のラインに沿って包み込んでくれる理想的な寝姿勢を保てる点も魅力。

バネは、並列に配置されています。そのため、バネ同士の隙間が広くなるので空気の通り道ができ、湿気対策につながります。
端はしっかり固定されているので、丈夫さも申し分ないでしょう。

自分の体型に合うベッドマットレスを選ぶことも、良質な睡眠を手に入れるためのポイントです。
マットレスの硬さは、体重で選びましょう。
小柄な方は柔らかめのマットレスがフィットしやすく、大柄な方は柔らかいと体が沈み過ぎてしまうので硬めの方が寝やすいと感じられるはず。

好みもあるので一概には言えませんが、40kg未満なら低反発ウレタン、40kg～60kgならポケットコイル、60kg～80kgなら高反発ウレタンまたはファイバー、80kg～100kgなら高反発ウレタン、100kg以上ならボンネルコイルのベッドマットレスがおすすめですよ。

体重差がある夫婦やカップルで一緒に寝る場合もあるでしょう。
そのような時は、2種類のシングルマットレスをくっつけて使うのがおすすめです。

弾力性が高く寝返りを打ちやすいアイテムです。
寝たはずなのに疲れている、起きた時に体が痛い、などの悩みを抱えている方に特におすすめ。
寝ている時にかかる体への負担を軽減し、少ない力で寝返りを打てるような設計になっています。

蒸れにくく通気性の高い点や、体を冷やしにくい保温性の高さも魅力で、快適な睡眠を手に入れるための心強い味方になるでしょう。
ソフト・ミディアム・ハードのマットレスが2枚ずつ付属しているので、自由度が高い点も特徴です。

小さいスプリングコイルをふんだんに使った薄型のマットレスが LAYFIT です。
従来の低反発や高反発ウレタンの直置きマットとは異なる寝心地の良さを体感できます。
現在使用しているマットレスのトッパーとして使えば、ダブルクッションマットレスのような使い方ができますよ。

ポケットコイルが1つずつ独立しているので、体にフィットして寝心地の良さを感じられるのもこのアイテムを使うメリットです。
スプリングコイル構造なので、内部の湿気もこもりにくくなっています。

ベッドマットレスは、質の高い睡眠を手に入れるために重要な役割を担います。
しかし、自分に合っているのはどれなのかわからない方も多いです。
とはいえ、いくつものタイプを試すのは簡単なことではありませんよね。

家具と家電のレンタル・サブスクサービス を手掛ける CLAS では、ベッドマットレスのレンタルが可能です。
ベッドマットレスを買い替えたいと思っており、「購入する前に使用感を知りたい」「実際に使ってみてから購入したい」といった際には、 CLAS をぜひ活用してみてくださいね。

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