三種の神器家電とは？昭和・平成・令和から最新三種の神器家電まで紹介

家電の「 三種の神器 」とは、暮らしに欠かせない3種類の家電のこと。

「三種の神器家電」という言葉は、昭和30年代から始まった高度経済成長期に生まれたもの。

当時、一般市民が「白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫」を買いそろえるようになったことから、この言葉が生まれました。

昭和40年代に入ると「三種の神器家電」は、「カラーテレビ・乗用車・クーラー」へと変化していきます。

「三種の神器」といわれる便利家電は、時代やライフスタイルに合わせて変遷してきました。

「これまでどんな三種の神器家電があったの？」
「令和の三種の神器家電って何？」

そこで、今回は「三種の神器家電」が生まれた理由と、昭和・平成・令和の「三種の神器家電」を時代ごとにご紹介していきます。

さらに高額な令和の三種の神器家電を安価な月額で入手できる 家電のレンタル・サブスク についてもお伝えします。

ぜひ、最後までご覧になって暮らしが豊かになる家電選びの参考にしてください。

昭和30年代は、東京オリンピックが開催されたり、団地が人気を得たり、日本が経済的な発展を遂げていく時代です。

高度成長期に入ったこの時代に、新しい生活を表現するキャッチコピーとして、マスメディアによって「 三種の神器家電 」という言葉が生まれました。

昭和30年代に生まれた「三種の神器家電」は、白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫です。

次に、昭和の三種の神器家電についてご紹介します。

昭和30年代当初は、白黒テレビはまだ贅沢品で、電気屋さんの店頭でテレビが視聴されていた時代。

当時は「三種の神器家電」の普及率はまだ低かったものの、昭和34年に当時の皇太子殿下と正田美智子さんのご成婚パレードがテレビ中継されたことが、テレビの普及を加速させました。

昭和40年になると普及率は急激に高まり、白黒テレビは約90％の家庭で所有するようになりました。

昭和50年に入ると、カラーテレビが全国に普及し、普及率は94％に上昇。

ちなみに、当時のテレビはボックスタイプで、脚付きのデザインが多く見られました。

昭和初期は、たらいと洗濯板で洗濯物を洗うのが一般的でしたが、昭和20年代頃からローラー付きの洗濯機（ローラーに一枚ずつ洗濯物を入れて絞る洗濯機）が開発され、普及率は少ないものの、市場に出回るようになりました。

その後、昭和40年に入ると、二槽式洗濯機が誕生。
左側の水槽で洗濯をし、洗濯が終わったら右側の水槽に入れて脱水する仕組みで、これによって日本の主婦の家事がずいぶんとラクになりました。

昭和30年代ごろまで使われていた氷冷蔵庫は、氷を入れて冷やすタイプでした。

その後、今のような電気冷蔵庫が開発され、徐々に一般家庭に普及していくことに。

冷蔵庫の普及率は昭和32年に2.8%。東京オリンピックが開催された昭和39年に38.2％、翌年には51.2%に。さらに昭和46年には91.2％に到達しました。

平成に入ると 、携帯電話やスマートフォン、薄型テレビなどさまざまな革新的な家電が誕生し、暮らしをさらに便利に豊かにしていくことになります。

平成の「三種の神器家電」は、スマートフォンを含む携帯電話・薄型テレビ・ロボット掃除機です。それぞれをご紹介します。

携帯電話が普及し始めたのは、平成5年〜平成10年にかけてです。
この時代から、個人個人が電話を持ち歩き、どこからでも連絡を取りあえるようになりました。携帯電話の登場は、実に革命的な現象でした。

それ以前の昭和50年代後半から60年代にかけてはポケットベル（ポケベル）が使われていました。

平成時代の携帯電話は半分に折りたためるデザインが主流で、通話だけでなく、メッセージを送信・受信したり、撮った写真を送ったりもできました。

そして平成19年、アメリカのアップル社がパーソナルコンピュータなみの機能をもつスマートフォンを発表。

その後、携帯電話の市場はコンピュータを内蔵したスマートフォンへと移行し、スマートフォンは今や人々の暮らしのなかで最も身近なツールになっています。

平成初期までは、ブラウン管のテレビが主流でした。
次第に大型のテレビが開発されていきますが、画面が大型になるほどブラウン管テレビは奥行きが必要になり、重量も増加します。

そこで開発されたのが、場所を取らないうえに軽い薄型の液晶テレビです。

ブラウン管テレビのように設置場所を取らないため、1人暮らしのマンションでも大型画面のテレビを設置できるようになりました。

さらに、平成23年にはアナログ放送が終了し、すべての番組がデジタル放送へと移行。
これを機にブラウン管テレビが家庭から消え、薄型テレビが普及することになりました。

平成14年には、世界初の家庭用ロボット掃除機が登場しました。
お掃除にかける時間を短縮できるため、憧れの家電として注目を浴びるように。

ロボット掃除機の代名詞といえば、ルンバです。
ルンバはアイロボット社が開発したロボット掃除機。年々その機能は高性能化され、進化していきます。

吸引力が向上し、自動充電、掃除予約、スマホ操作などの機能を搭載したロボット掃除機は、家事から解放される便利な平成の「三種の神器家電」として人気を博していくことになります。

令和に入ると、新しい三種の神器家電が誕生します。
令和は新型コロナウィルスの流行によって一人一人のワーキングスタイルが変化した時代。

リモートワークが推進されたことで家にいる時間が長くなり、その時間を楽しむために人気家電が変化しました。

令和の三種の神器家電は、4K/8Kテレビ・IoT冷蔵庫やAI自動制御冷蔵庫・ロボット掃除機です。
「巣ごもり家電」とも呼ばれるそれぞれの家電についてご紹介します。

新型コロナウイルスの蔓延により、多くの企業や学校でリモートワークが導入され、自宅で過ごす時間が大幅に増えた令和の初頭。

在宅時間を楽しむために注目され、人気を得たのが、4K/8Kテレビです。

4Kテレビの画素数は、フルハイビジョンと比べると約4倍。
かつては約200万画素だったものが、約830万画素へと変化したことで、画素の粗さを気にすることなく、大画面で映画鑑賞やスポーツ観戦を映像を楽しめるようになりました。

さらに画素数は進化を遂げ、8Kテレビも登場。いまやその画素数は3,300万にまで到達しています。

令和の初頭は、コロナウィルスの蔓延によって自宅で過ごす時間が長くなり、自炊する人が増加しました。

お料理を楽しむ時間が増えたことで注目されるようになったのが、IoT冷蔵庫やAIを搭載した冷蔵庫です。

IoT冷蔵庫とはWi-Fiでインターネットとつながっている冷蔵庫のこと。
庫内にはネットワークカメラを搭載しており、アプリを使えば外出先からスマホで確認できるため、買い忘れや二重買いを防止できます。
また、賞味期限が近くなった食材も通知してくれる便利な冷蔵庫です。

また、AIを搭載した冷蔵庫は、冷蔵庫に食品を詰め過ぎたときにAIが音声で知らせてくれたり、収納量の変化に応じて最適な運転に切り替えて節電してくれたりもします。

こうした高機能冷蔵庫は、環境を大切に考える令和が生んだ三種の神器家電です。

ロボット掃除機は、平成に引き続き、令和の三種の神器として挙げられています。
その理由は、ロボット掃除機が時代に合わせて進化を遂げているからです。

当初のロボット掃除機は、「ラグの段差や敷居を乗り越えられない」「ロボット掃除機をかける前にモノを片付けなくてはならないから面倒」という課題を抱えていました。

令和に入ると、こうした問題が次々と解消されて、床に散らかった本やオモチャをよけて進んだり、段差を乗り越えたりできるようになりました。

さらに、掃除してほしくない場所を進入禁止エリアとして設定できるものや、電源ドッグに戻った後、自動でゴミを排出する機能を搭載したロボット掃除機も発売され、令和の三種の神器家電として人気を集めています。

日本の家電製品は毎年モデルチェンジが行われたり、新機種が発売されたりと、たゆむことなく進化を続けています。

では、令和の「最新三種の神器家電」は何でしょうか。

共働き世帯が増える今、忙しい毎日を過ごす人が多いため、時短につながる家電が注目されています。

令和の「最新三種の神器家電」は、ロボット掃除機・全自動洗濯乾燥機・食洗器です。
それぞれについてご紹介します。

多忙な人ほど、自動でお掃除してくれるロボット掃除機があると嬉しいもの。

ロボット掃除機は年々進化しており、効率性が高いモデルが次々と発売されています。

最近は水拭きを同時にしてくれるモデルも発売され、掃除全般を任せられるロボット掃除機として注目されています。

令和の最新三種の神器家電のひとつは、全自動洗濯乾燥機です。

全自動洗濯乾燥機は、洗濯から乾燥までを自動で行う洗濯機。
乾燥機付きの洗濯機があれば、洗濯物を干す時間を短縮でき、天気が悪い日も洗濯・乾燥ができるため、ストレスフリーに。

仕事で忙しい毎日を送る方や、花粉や環境のせいで外干しできない方にとって、全自動洗濯乾燥機は神家電。
暮らしをラクに快適にしてくれる令和の必需家電です。

乾燥機能付きの洗濯機で最も注目度が高いのは、ドラム式洗濯機。
また、縦型の縦型洗濯乾燥機も高い人気があります。

ロボット掃除機、全自動洗濯乾燥機に続き、忙しい現代人の暮らしにあると便利な家電は、食洗器です。

料理をして食事を終えた後、食器を洗うには時間がかかります。
食洗器があれば、食器洗いの時間を短縮してくれるので、家事がとてもラクに。

忙しい一日の終わりや休日はゆっくり過ごして英気を養いたいものです。

食洗器に任せれば、大切な時間を家事に奪われずに、ゆったりとした気持ちで有意義に過ごせます。

時代ごとに変化してきた三種の神器家電。

「令和の三種の神器家電を購入したい！」と思っても、家電は高価なものです。

しかも、購入した後に使い心地が悪くてほかのモデルにすればよかったと、後悔することも。

そんな家電選びの失敗を防ぐのが、 家電のレンタル・サブスク です。

家電のレンタル・サブスク とは、家電を購入せずに、お手頃な月額使用料で気になる家電を気軽に試せるサービスのこと。

家電のレンタル・サブスク CLAS（クラス） を利用すれば、安い月額で気になる三種の神器家電を試せます。

CLAS（クラス） は、高機能でデザイン性に優れた家電をそろえる家電のレンタル・サブスクです。
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高価な家電を買って後悔しないためにも、家電のレンタル・サブスクのメリットをチェックしてみてください。

CLAS の1ヵ月にかかる月額使用料はお手頃な料金。
家計にやさしい月額なので、高額な家電を購入するよりも負担がありません。

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CLAS を利用すれば、購入費を払わずに令和の三種の神器家電を入手して、便利な暮らしを楽しめますよ。

CLAS は月単位だから、ほかの家電に交換するのもラク。

使ってみたい家電を使った後に、ほかの家電を使いたくなったらスマホで入力するだけで、家電の交換ができます。

もちろん、家電を何点でも追加することも可能です。

購入するより安い月額使用料で、令和の最新三種の神器家電を揃えることもできますよ。

CLAS の月額使用料は安いですが、「ずっと月額使用料を支払いたくない・・・」ということも。

CLAS なら、レンタルした家電が気に入った場合、後から買うこともできます。（あとから購入β対象商品に限ります）

その際の販売価格は、すでに支払ったレンタル料金を差し引いた価格になります。

詳しくは「 レンタルしてみてから購入OK！あとから購入 」をご覧ください。

昭和の時代から始まった「三種の神器家電」。
それは暮らしを便利に、豊かにする家電として人気を博して、日本人の暮らしをより豊かに育んできました。

今回は、昭和、平成、令和時代へと変遷してきた三種の神器家電、さらに最新三種の神器家電をご紹介しました。

時代とともに変化しながら、時代に合った豊かさを提供してくれる三種の神器家電。

この記事を参考にして、ぜひ令和の三種の神器家電を手に入れて、家事を時短して豊かな暮らしを楽しんでくださいね。