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レイアウトの基本:オフィスラウンジ編~従業員満足度を上げるコツ~

副業解禁やリモートワークの普及により、従業員は多様な働き方を選べるようになってきました。このような時代のオフィスづくりとして、注目を浴びているスペースが「オフィスラウンジ」です。

オフィスラウンジは、どのような目的で設置されるのでしょうか?どのようにオフィスラウンジのレイアウトを行えば良いのでしょうか?

本記事では、オフィスラウンジの基本レイアウトや家具の選び方などをお伝えします。オフィスラウンジづくりを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. オフィスラウンジとは
2. オフィスラウンジの6つの効果
◎リフレッシュ効果
◎コミュニケーションの活性化
◎従業員の集中力の向上
◎企業イメージの向上
◎多目的での活用
◎業務生産性の向上
3. オフィスラウンジのレイアウトの流れ
1.ゾーニングを計画する
2.導線(通路)を設計する
3.家具を配置する
4. オフィスラウンジのレイアウトスタイル
◎ソファースタイル
◎ハイテーブル&チェアスタイル
◎ソロワークスタイル
5. オフィスラウンジのレイアウトのコツ
◎パーソナルロッカーで情報漏洩対策をする
◎オフィス家具はデザインと機能性で選ぶ
◎軽食やドリンクが楽しめるように備品を揃える
6. オフィスラウンジをサブスクで作った成功事例
◎想像以上にイニシャルコストを抑えられた
◎Web会議の需要の増加に伴い打ち合わせスペースを確保
◎利用状況に応じて家具を交換できることが助かる
7. まとめ

オフィスラウンジとは


導入事例:初期費用を抑えつつ、長期利用でもキャッシュアウトを低減。理想のオフィスデザインを実現:株式会社Magic Moment

オフィスラウンジとは、ゆったりした雰囲気の中で働けるラウンジ空間をいいます。

多目的ルームとして利用できるため、ミーティングやソロワークのワークスペースとして活用したり、ランチや雑談などのリフレッシュスペースとして活用したりできます。

近頃は、業務に合わせて自由に座席を選択できるフリーアドレス制の働き方を導入するために、オフィスラウンジを設ける企業も増えてきました。このようなオフィスラウンジは、部署や立場を超えた自然なコミュニケーションが取りやすい空間として重宝されてきているのです。

■オフィスラウンジの主な用途

ミーティング、ソロワーク、ブラウジング、ランチ、リフレッシュ、コミュニケーション、
セミナー、イベントなど

2.オフィスラウンジの6つの効果


ひとりひとりに合わせた働き方の提供で、ワークライフバランスを推進。自宅近くで快適ワークを実現:CreateBase株式会社

ミーティングルームやソロワークなど、幅広い用途があるオフィスラウンジを設けると、さまざまな効果が見込めます。

リフレッシュ効果

オフィスラウンジは従業員の憩いの場となり気分転換ができるため、リフレッシュ効果が期待できます。休憩する場所として提供するだけなく、コーヒーや軽食を提供すれば従業員のモチベーションをアップさせられるでしょう。

近頃は、健康経営の一環として、スムーズを提供する企業も出てきました。従業員の集中力には限界があるため、頭と体をリラックスさせる場が必要になってきているのです。

コミュニケーションの活性化

オフィスラウンジはさまざまな人が集まる場所のため、部署やチームの垣根を超えたコミュニケーションが生まれやすいです。交流関係が広がったり、ちょっとした雑談から新しいアイデアが生まれたりすることも多いです。

固定の席で働くワークスタイルだと、顔を合わせるメンバーが限られてしまいます。このような環境だと、マンネリ化してしまい、新しいアイデアが生まれなくなってしまいます。このような悩みも改善できることが、オフィスラウンジの魅力です。

従業員の集中力の向上

オフィスラウンジの中にソロワークスペースを設けると、従業員の集中力が養えます。仕事内容によっては、1人で没頭した方が捗る場合もあるでしょう。

近頃は、オンラインミーティングをする機会が増えてきていますが、「周囲の騒音が気になって打ち合わせに集中できない…」という悩みが増えてきました。このような悩みは、オフィスラウンジにソロワークスペースを導入することで解決できます。

ソロワークスペースには、簡易的なオープン型から完全個室型まで、さまざまなものがあります。とくに、簡易型フォンブース「C-0206」が注目を浴びているのでチェックしてみてください。

また、カフェインを含むコーヒーを摂取すれば集中力が上がると言われています。そのため、ソロワークスペースの近くにカフェテリアを設けることをオススメします。

企業イメージの向上

従業員の憩いの場となるオフィスラウンジを設置することで、企業イメージの向上が狙えます。

軽食や食べながら打ち合わせができる、他部署で交流を深められるオシャレなスペースがあれば「こんなオフィスで働いてみたい」と思ってもらいやすくなります。

従業員が働きやすい環境を整備していることは、求人募集の際のアピールポイントとなりやすいです。他社との差別化も図れて採用がしやすくなります。

多目的での活用

オフィスラウンジは、ミーティングやソロワークのワークスペースとして活用したり、ランチや雑談などのリフレッシュスペースとして活用したりできます。

また、社外の人を呼び、打ち合わせやイベントを実施するときにも利用できます。このように来客対応で、オフィスラウンジを活用すれば、自社のブランディング効果も狙えるでしょう。そのため、オフィスラウンジはオシャレ&機能的な空間に仕上げる必要があります。

業務生産性の向上

従業員がリフレッシュできて、部署や立場を超えたコミュニケーションを楽しめるようになれば、生産性向上が見込めます。

従業員の集中力には限界があり、基本的にリラックスする時間が必要です。オフィスラウンジを利用して集中力を回復させられれば、勤務時間内で業務を終わらせられるようになるでしょう。

また、部署や立場を超えて交流をしておけば、部門を跨いで仕事を依頼するときにも安心してお願いができます。

3.オフィスラウンジのレイアウトの流れ

オフィスラウンジを設置する方法には「設計時点で本格的なラウンジを組み込む方法」「オフィスの一部をカフェ使用に変更する方法」の2つがあります。どちらもオフィスラウンジのレイアウトの流れは同じです。

1.ゾーニングを計画する

まずは、ゾーニングを計画していきます。ゾーニングとは、オフィスラウンジに必要なスペースを大まかに割り振ることをいいます。

オフィスラウンジの場合は、5つのスペースに分類していきましょう。

  
  1. エントランススペース
  2. ライブラリースペース
  3. ワークスペース
  4. ミーティングスペース
  5. カフェスペース
  

オフィスのスペースの問題で、全てを叶えることは難しいかもしれません。そのため、どのようなスペースを設けるか決めておきましょう。

2.導線(通路)を設計する

次に、オフィスラウンジの導線(通路)を考えていきます。オフィスの導線(通路)は、なるべくシンプルな導線にして指定の幅を守りましょう。

オフィスの導線(通路)の幅
 ・メイン通路:約1,600mm
 ・サブ通路:約1,200mm

また、入口から目的地まで単純なルートで辿り着けるように計画しましょう。一方通行的な通路等は避け、できる限り回遊性のある導線にしましょう。(※災害時の避難通路は確保してください。)

3.家具を配置する

次に家具を配置していきます。家具を配置する場合は「余白」「緩衝」「高さ」を意識するとオフィスラウンジとしての機能性が上がります。

余白

周囲を気にせずコミュニケーションしやすい環境を作る
例)テーブルとテーブルの間にスペースを設ける

緩衝

パーソナルソペースを確保してソロワークのしやすさを上げる
例)席と席の間に緩衝となるパーティションを設ける

高さ

離れたスペースの相手と目が合いやすくなり、会話しやすくなる
例)高さの異なるテーブルを組み合わせる

4.オフィスラウンジのレイアウトスタイル

オフィスラウンジのレイアウトの流れを説明しましたが、家具の置き方にもこだわりましょう。その理由は、どのような家具を置くかで効果が変わるためです。一般的にレイアウトスタイルは「ソファースタイル」「ハイテーブル&チェアスタイル」「ソロワークスタイル」に分類できます。

ソファースタイル


スタートアップだから、自由なオフィスを創りたい。理想が手放しで出来上がっていく様に興奮した:Plug and Play Japan株式会社

従業員にリラックスしてもらいたい場合に、おすすめのスタイルが「ソファースタイル」です。

ソファーは椅子よりも深く腰掛けられてゆったり座れます。ソファーは弾力があるものや、背もたれの角度にこだわると良いでしょう。これらにこだわると、ベッドにも似た安心感が得られます。寛げるスペースを作りたい方はソファースタイルがオススメです。

ハイテーブル&チェアスタイル


スタートアップだから、自由なオフィスを創りたい。理想が手放しで出来上がっていく様に興奮した:Plug and Play Japan株式会社

従業員同士の交流を深めたい場合に、おすすめのスタイルが「ハイテーブル&チェアスタイル」です。

ハイテーブル&チェアスタイルは、スタンディングミーティングに最適です。立つことで血流が良くなり、脳の活性化が促せます。その結果、創造的な思考や斬新なアイデアが出るようになるのです。

また、座りながらミーティングするよりも、参加者同士の距離感が近くなります。

ソロワークスタイル


ひとりひとりに合わせた働き方の提供で、ワークライフバランスを推進。自宅近くで快適ワークを実現:CreateBase株式会社

従業員の集中力を高めたい場合に、おすすめのスタイルが「ソロワークスタイル」です。オンオフのモードを切り替えて、短期集中で仕事に取り組めます。作業場所に縛られずに、自分のリズムで働けるため、心身ともに健やかな状態で働いてもらえます。

シングルソファーを選ぶ場合は、背もたれ部分が高くなっているハイバックのものを選びましょう。ハイバックのソファーなら、周囲の視線を気にせずに仕事ができます。また、近くにテーブルを設置して、カフェスペースを設けると仕事が捗る空間が実現できます。

5.オフィスラウンジのレイアウトのコツ

オフィスラウンジのレイアウトやスタイルをご紹介しましたが、成功させるためのコツを覚えておきましょう。

パーソナルロッカーで情報漏洩対策をする


商品紹介:モダンな外観はゾーニングにもお役立ち。カラーバリエーションも4色から(Work Plus 4ドア 鍵付きロッカー)

外部の人をオフィスラウンジに招待して打ち合わせすることもあるでしょう。それらを踏まえて、ゾーニングをする必要があります。

また、セキュリティリスクは社内にも溢れています。ノートパソコンや社外秘の書類などを取り扱っており、これらを紛失すると危険です。そのため、カギのかかるタイプの収納家具を設置するなどして、セキュリティ強化をしましょう。

オフィス家具はデザインと機能性で選ぶ

オフィスラウンジを設置する場合は、家具・インテリアにこだわりましょう。その理由は、オフィスラウンジの目的は、従業員が快適に働ける空間づくりだからです。従業員が出社することが楽しみになるような空間を作ることが大切です。ただ、家具のインテリアにこだわるだけでなく、機能性にもこだわりましょう。

例えば、背後や横が仕切りになっているソファーを置けば、周囲が気にならなくなり、ゆったりと休憩をとってもらえるようになります。

軽食やドリンクが楽しめるように備品を揃える


商品紹介:内蔵ミルがドリップごとに豆を挽き、いつでも挽きたてコーヒーを楽しめます。(siroca 全自動コーヒーメーカー)

オフィスラウンジは従業員にリラックスしてもらったり、作業に集中してもらったりするための空間です。一般的にオフィスラウンジでは、軽食やドリンクが飲めることが多いです。そのため、オフィス家具だけではなく、本格的なコーヒーマシンなどを用意しておきましょう。

6.オフィスラウンジをサブスクで作った成功事例

オフィスラウンジは、従業員満足度を上げるために設置されることが多いですが、どのような家具やインテリアを置けば良いか悩むものです。このような悩みを、家具のサブスクリプションサービス「CLAS BUSINESS」を活用して解決する企業が増えてきました。

CLAS BUSINESSであれば、気軽にオフィス家具の設置・交換ができます。ここでは、家具サブスクリプション「CLAS BUSINESS」でオフィスラウンジ作りに成功したお客様の声をご紹介します。

想像以上にイニシャルコストを抑えられた

社会保険労務サービスを提供している株式会社ミナジンは、フリーアドレス使用ができる空間、セミナーやイベントができる空間など交流の場をサブスクリプションで実現しました。

オフィススペースを契約した当時は、家具やインテリアの購入を検討していましたが、オフィス移転の可能性を踏まえると経済的ではないという悩みを抱えていたのです。イニシャルコストを抑えるため、サブスクリプションサービス「CLAS BUSINESS」を活用し始めました。

「CLAS BUSINESSの魅力は、現地を見てくれてプランニングまでお任せできるため、準備までの労力をかけずに済んだところです。また、家具を気軽に交換できることに魅力を感じています。サブスクリプションサービスなら自由に試せるのが良いですね!」

株式会社ミナジン様のオフィス事例はコチラ

Web会議の需要の増加に伴い打ち合わせスペースを確保

IT人材事業やゲーム事業、動画事業など幅広く展開する総合インターネットカンパニーのギークス株式会社は、2020年1月にオフィスレイアウトの変更を行いました。新型コロナウイルスの影響により、同社の約7割の従業員がリモートワークを行っている中、出社する従業員が快適に働ける環境を作りたいと思っていたのです。

「既存の什器を活かしたトータルコーディネートを提案してくれたのが嬉しかったです。また、想定していたよりもコストがかからなかったことも良かったですね!Web会議の需要が増えたことで、打ち合わせのスペースの確保が必要になったことから、簡易型フォンブース「C-0206」を導入しました。これは、サブスクだから実現できたと思っています。」

ギークス株式会社様のオフィス施行事例はコチラ

利用状況に応じて家具を交換できて大助かり

自宅のようなリラックス空間で仕事ができると評判のコワーキングスペース「work.GO」を運営しているCreate Base株式会社は、予算内で良い什器を導入したいという要望を抱えていました。同社のコワーキングスペース「work.GO」は、どのような属性の人が利用してくれるか予測できない状態でスタートしました。そのため、予想していた利用頻度と異なることがあった場合、家具を購入するリスクが出るという悩みを抱えていたのです。

「家具サブスクリプションサービスを初めて利用しましたが、レイアウトの相談ができるアドバイザーがいたので安心しました。利用頻度などを確認していき、家具を交換していき、より働きやすい空間を実現したいと思っています。コワーキングスペースの利用者の属性に合わせて家具を交換できるので、本当にありがたいサービスです。」

Create Base株式会社様のオフィス事例はコチラ

7.まとめ

オフィスラウンジのレイアウトやスタイルを押さえておき、家具やインテリアを配置していけば、従業員が働きやすい空間を実現できます。近頃は、オフィスラウンジで使用する家具をサブスクリプションサービスで揃える企業様が増えてきています。

サブスクリプションサービスであれば、利用頻度の少ない家具を交換することも可能です。ぜひ、さまざまな家具を利用して、オフィスラウンジの空間にこだわりたいという方は、サブスクリプションサービス「CLAS」をご利用してみてください。

家具サブスクリプションサービス「CLAS BUSINESS」の魅力

■家具家電を手軽に注文・すばやく利用開始
商品一点から注文可能&スピーディーなお届け。返却・交換もECサイト申し込みで完結

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かかる費用は基本、月額利用料(440円〜)だけ。ご利用3ヵ月目以上の商品は、返却・交換も無料です。

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