人気のテレビメーカーを徹底比較！おすすめモデルとお得に手に入れる方法

テレビを購入する際、「メーカーはあまり気にしていない」「どこのメーカーもほとんど同じでは？」と考える方も多いはず。

しかし、テレビはメーカーごとにこだわっている部分が異なり、機能性や価格面などを比較しながら選ぶことが大切です。

そこで今回は、人気のテレビメーカーの特徴を徹底比較しながら、おすすめのモデルやお得に手に入れる方法をご紹介します。

これからテレビの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。

テレビメーカーのなかには国内の大手家電メーカーから、知名度が徐々に高まっている海外メーカーまで、幅広く存在します。

それぞれに異なるメーカーでこだわりや特色を知って、メーカーの強みを比較してみましょう。

REGZA（レグザ・元東芝）
SHARP（シャープ）
Hisense（ハイセンス）
TCL（ティーシーエル）
SONY（ソニー）
Panasonic（パナソニック）
LG（エルジー）
MAXZEN（マクスゼン）

REGZA は、元々東芝のテレビブランドとして生み出され、現在はハイセンスグループのブランドです。

東芝時代から継承した技術で、映像表示や映像の遅延を減少させるなど、こだわりの強いユーザーも納得するテレビづくりを行ってきました。

独自開発の「レグザエンジン」は映像内の動きを滑らかに表現し、人の肌も美しく見える「美肌高画質機能」が搭載されています。

また、REGZAブランドのレコーダーと組み合わせることで、最大15日分の番組を丸ごと保存することが可能な「タイムシフトマシン機能」を搭載。
途中から視聴していた番組を冒頭まで巻き戻したり、放送後に評判の良かった番組を視聴したりできます。

SHARPは、1952年に 国産初のテレビを発売した、長い歴史を持つ日本のメーカーです。

長年にわたり液晶技術の開発をリードしてきた存在です。現在の高品質な液晶テレビの基礎を築いた「パイオニア的存在」として、技術力に定評があります。

SHARPのテレビブランド「AQUOS（アクオス）」は、液晶技術を結集した主力製品です。

AQUOSは伝統的に液晶の色表現に強みがあり、4原色技術を採用。自然で豊かな色彩を実現。この技術は「長時間の視聴でも目が疲れにくい」という点もポイントになります。

最新の「AQUOS XLED」モデルでは、バックライトに mini LED 、色再現に「量子ドット技術」を採用。これにより有機ELに迫る高コントラストと、液晶ならではの高い輝度を両立した鮮やかな映像を実現し、他メーカーのハイエンドモデルと比較する価値があります。

Hisense（ハイセンス）は、中国を拠点に世界各国で販売を行う大手電機メーカーです。

2018年に東芝映像ソリューション（REGZA）を傘下に収め、その技術力を取り込むことでテレビ事業を大きく成長させています。REGZAで培われた高画質技術が、現在のハイセンステレビの基盤の一つとなっています。

Hisenseテレビは、REGZAの技術継承により画質が大きく向上した点です。
共同開発の高画質映像処理エンジン「HI-VIEW エンジンX」などを搭載。16ビット処理などにより、微細な色の違いやグラデーションを忠実に再現します。

最大の魅力は圧倒的なコストパフォーマンス。4Kチューナー内蔵モデルなど高画質・高機能テレビが、他の国内メーカー製品と比べて非常に手頃な価格で手に入り、AV機器アワード「VGP」でコスパ大賞を受賞しています。

TCLは中国・広東省を拠点とする大手電機メーカー。テレビの世界シェアはトップクラスで、世界2位になった実績もあります。

TCLはテレビの心臓部である液晶パネルを自社生産。これにより部品調達から一貫して生産することで、高品質な製品を低価格で提供できる体制を構築しています。
日本では音響メーカーONKYOと提携し、一部モデルで音質面も強化しています。

TCLテレビは世界的な実績を持つ品質ながら、手頃な価格が大きな魅力です。

比較的安価なモデルにも、豊かな色再現と低消費電力を実現する「QLED技術（量子ドット）」を積極的に採用。広い色域（DCI-P3 93%カバーなど）も特徴です。

モデルによってはHDDを内蔵しており、別途レコーダーや外付けHDDを用意せずに番組録画が可能。レコーダーとテレビの両方欲しい人が初期費用を抑えたい場合に人気です。

SONY（ソニー）は、東京に本社を置く日本を代表するエレクトロニクス・エンタテインメント企業です。

ソニーは、映像（画質）と音響（音質）の両分野に強いこだわりを持ち、ゲーム、音楽、映画といったエンタテインメント事業で培われた知見も、高品位なテレビ開発に活かされています。

SONYのテレビブランド「BRAVIA（ブラビア）」は、画質・音質の両面で独自技術を追求し、高い評価を得ています。

人間の脳のように映像を認識・処理する独自の映像エンジン「認知特性プロセッサーXR」を搭載。有機ELやmini LEDといった最新パネル技術と組み合わせ、圧倒的なコントラストと色彩表現を実現します。

画面自体を振動させて音を出す「Acoustic Surface Audio+」（有機ELモデル）など独自の音響技術を採用。映像から音が聞こえるような、臨場感あふれるサウンド体験が得られます。

Panasonic（パナソニック）は、大阪に本社を置く日本を代表する大手総合電機メーカー。松下電器時代からの長い歴史を持ち、高い知名度と信頼性が特徴です。

AV機器から白物家電まで幅広く手掛ける総合力を持ち、テレビにおいては2017年に日本で初めて有機ELテレビを発売するなど、技術開発力にも定評があります。

パナソニックの「VIERA（ビエラ）」は、長年培われた映像技術が投入されています。

VIERAは鮮やかな色彩表現に定評があり、有機ELモデルでは、自発光ならではの深い黒と鮮やかな色彩を描き出します。また音質の良いスピーカーを搭載し、サウンド面にも力を入れています。

リビング向け大型モデルからパーソナル用途の小型モデルまで、サイズ展開が非常に豊富で、設置場所や用途に合わせて選びやすい点も魅力です。

LGは、韓国・ソウルを拠点とする大手電機メーカー。特に有機ELテレビの分野で世界をリードする存在として知られています。

世界で初めて大型有機ELテレビの実用化に成功し、基幹部品である有機ELパネルの自社生産 も行っています。これにより長年にわたり有機ELテレビの世界シェアNo.1を維持 ※ しています。

※2024年までの実績です。

LGテレビ、特に有機ELモデルは、その高い性能とデザイン性が比較検討のポイントです。

パネル自社生産の強みを活かし、高性能な有機ELテレビを比較的手頃な価格で提供しています。最新技術「マイクロレンズアレイ」により、 輝度や視野角が大幅に向上しています。

さらに、家電では珍しい空間への調和を意識した、限りなく薄型のスタイリッシュなデザインも大きな特徴となっています。

MAXZEN（マクスゼン）は「最大限の豊さを、削ぎ落した価格で」をコンセプトに掲げる日本の家電メーカーです。

大手メーカーが高機能化で付加価値を高めるのとは対照的に、搭載する機能を必要最低限に絞り込むことで、徹底的な低価格を実現する「ジェネリック家電」を提供しています。

MAXZENの強みは、その圧倒的な価格の安さです。最新技術ではなく、一世代前の技術を活用することでコストを抑えています。
基本的な視聴には十分な性能を備えており、パーツには高品質なものを使用し、安心して使える品質を確保しています。

とにかく初期費用を抑えたいというニーズに応えるブランドです。

最適なテレビを選ぶために、以下の5つのポイントを比較検討しましょう。これらの点はメーカーごとの特徴や強みが現れやすい部分でもあります。

それぞれのポイントを見ていきましょう。

テレビサイズは 設置を考えている場所のスペース に入るかどうか、 テレビを観る位置から視聴距離がちょうど良いか で決めます。

ここでは、各テレビサイズに適した視聴距離をご紹介しましょう。

テレビの視聴距離は、画面の高さから何倍かで計算できます。
4Kなら約1.5倍 、フルHDなら約3倍の距離が適している とされています。

参考： 薄型テレビの人間工学設計ガイドライン,一般社団法人日本人間工学会

詳しくは以下の記事でご紹介しています。

テレビは「 有機EL 」と「 液晶テレビ 」の2種類に大きく分けられます。

有機ELテレビは、画質重視派におすすめにおすすめです。

画素自体が光るため、 漆黒を表現できコントラストが抜群 。色彩も豊かで、動きの速い映像も滑らかです。
構造上、 薄型・軽量化 しやすく、壁掛けにも適しています。

デメリットは、一般的に液晶より高価な点です。

液晶テレビは、サイズが選びたい人、コスパ重視派におすすめです。

バックライトで画面を照らす仕組みで、明るい部屋でも見やすいモデルが多いのが特徴です。
有機ELより価格が安く、豊富なサイズから選べます。

デメリットは、バックライト構造のため、有機ELのような完全な黒の表現が難しく、コントラスト比で劣る傾向があります。

映像美にこだわりたい人は、テレビの画質にも注目してみましょう。

画質をチェックする際には、 解像度の高さ を調べます。解像度とは画面上のピクセル数で、ピクセル数が多ければ多いほど画面の詳細度が上がり、きれいに映像を表現できます。

テレビの解像度は HD・フルHD・4K・8K の4種類に大きく分けることが可能です。

YouTubeや動画配信サービスなどを頻繁に見る人なら、インターネット通信に対応しているかもチェックしてみましょう。

インターネット通信に対応していると、YouTubeなどで動画を視聴できたり、視聴者参加型の放送を楽しんだりできます。

インターネットの接続方式は「 有線 」と「 無線 」の2種類があります。
無線接続が可能だとテレビからルーターまでLANケーブルで接続する必要がありません。場所的に有線タイプだとLANケーブルが邪魔になる場合は、無線タイプを選びましょう。

地上波などをよく見るなら録画機能も比較ポイントです。

主流は別売りの外付けHDD対応。一部モデルは内蔵ストレージを持ちますが、容量が限られ、買い替え時のデータ引継ぎはできません。

視聴中に別番組を録画する「裏番組録画」には2チューナー以上が必須。同時録画可能数も確認しましょう。

同メーカーのレコーダーと組み合わせると、数日分の全番組を録画できる機能などが備わっていることもあります。

ご自身の使い方に合わせて、必要な録画機能を持つテレビをメーカーごとに比較検討しましょう。

テレビ購入で失敗したくない方には、購入前に 家電のレンタル・サブスク を利用するのがおすすめです。

家電のレンタル・サブスクとは、手頃な月額で家電がレンタルできるサービスのこと。
テレビを買って後悔したくない人におすすめです。

CLAS（クラス） は登録者20万人超えの家電のレンタル・サブスク サービスです。

家電のレンタル・サブスクCLAS を利用すれば、手頃な月額で気になるメーカーのテレビを、家で実際に使って試すことができます。

比較して、月単位でいつでも借り換え できます。
年単位で常にそのとき気になるテレビにするという使い方もあり。

気に入ったら、あとから購入することもできます。
購入する場合は、それまで支払ったレンタル料を差し引いた金額で購入 できます。

家電のレンタル・サブスクCLAS は月単位の手頃な月額使用料だから、テレビ入手時の費用がグッと抑えられます。

レンタルプランは2つ。

どちらのプランも長く使うほど月額使用料が割引に。

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実際に CLASを利用した人からはこんな口コミも届いています。