冷蔵庫の幅で失敗しない選び方｜容量や搬入の注意点を解説

冷蔵庫を買うタイミングは数年に一度と、滅多にないもの。
だから新生活や引っ越しで冷蔵庫を探すときには、いろいろな不安や疑問が湧きますよね。

「冷蔵庫置き場に入るかな？」
「冷蔵庫を置くとき、壁に付けてもいいのかな？」

毎日使うものだからこそ、冷蔵庫のサイズ選びで失敗すると暮らしにくく、後悔することに・・・。

事前に把握しておけば、安心して選ぶことができます。

そこでこの記事では、事前に把握しておけば、安心して冷蔵庫選びができる「 冷蔵庫の幅 」について詳しく解説していきます。

ぜひ、あなたの暮らしにぴったりな冷蔵庫を見つけるための参考にしてください。

冷蔵庫を設置する際に大切なのは、 本体の幅 はもちろん、「 設置場所 」と「 搬入経路 」の2つの寸法をしっかり確認しておくことです。

この2つのポイントを押さえておけば、購入してから「家に搬入できなかった」「置き場に収まらなかった」といった失敗を防げるでしょう。

冷蔵庫を置く場所の採寸は、幅だけでなく、奥行きと高さも正確に測りましょう。
その際、 コンセントやアース線の位置も忘れずに確認 してください。

また、冷蔵庫は正常に稼働するために 「放熱スペース」を確保する 必要があります。このスペースが不十分だと、冷蔵効率が落ちて電気代が余計にかかったり、故障の原因になったりします。

放熱に必要なスペースは機種や容量によって異なりますが、一般的には以下の目安を参考にしてください。

製品の中には、1面だけ壁付けできるものもあります。
購入を検討している 製品の取扱説明書で、必ず「据付必要寸法」を確認しましょう。

冷蔵庫のサイズ選びで盲点になりがちなのが、設置場所までの搬入経路です。せっかく希望の冷蔵庫を見つけても、家まで運べなければ意味がありません。

購入前に以下の幅と高さを測っておきましょう。

搬入経路では特に、冷蔵庫の本体幅に10〜15センチの余裕があるかを確認する ことが重要です。ギリギリのサイズだと、角を曲がる際に壁や冷蔵庫を傷つけてしまう恐れがあります。

冷蔵庫の幅と容量は連動していることがほとんどです。
設置幅だけで冷蔵庫を選ぶのではなく、自分のライフスタイルに合った容量の目安も知ったうえで、最適な冷蔵庫を選びましょう。

家族の人数によって、必要な冷蔵庫の容量は大きく変わります。一般社団法人日本電機工業が推奨する「冷蔵庫目安容量計算式」 ※ では、以下のように紹介されています。

この計算式に当てはめると、 一人暮らしなら約290～340L、二人暮らしなら約360～410Lが目安 となります。

しかし、これはあくまで目安です。

たとえば、 CLASユーザーの統計では、一人暮らしは30~210Lの利用者が多く、二人暮らしでは140~325Lの利用者が多い 傾向にあります。

また、 自炊やまとめ買いをよくする方は、少し大きめの容量を検討する と良いでしょう。

出典： 一般社団法人日本電機工業

ここでは参考までに、一般的な容量に対する冷蔵庫の幅の目安をご紹介します。
ただし、高さのある冷蔵庫であれば、幅が小さくても容量が大きい製品もあります。

もし、 設置できる幅の冷蔵庫が、ライフスタイルを考えると小さすぎる場合は、セカンド冷蔵庫や冷凍庫を別の場所に置くという手段もあります 。

冷蔵庫のドアの開き方も、設置場所と使い勝手を左右する重要なポイントです。

右または左に大きく開く一般的なタイプ。冷蔵庫の隣に壁や家具がない場所に設置するのがおすすめ。右利きなら右開き、左利きなら左開きが使いやすいです。

左右どちらからでも開けられるタイプ。または、自分で付け替えることで、左右の開き方が選べるタイプです。引っ越しが多く置き場が変わる人や、利き手を選ばずに使えるメリットがあります。

中央から左右に開くタイプ。扉を大きく開ける必要がないため、キッチンの通路が狭い場所でも設置しやすく、冷気が逃げにくく節電にもつながります。両側にドアポケットがあるタイプは、物を整理して収納しやすいというメリットもあります。観音開きドアは、大容量の冷蔵庫に多く採用されています。

冷蔵庫は高価な買い物で、一度購入すると長期間使うことになります。
買ってから「サイズが合わない」と感じても、すぐに買い替えずに、不便なまま使うということはよくあるでしょう。

そんな我慢をせず、気楽に最適な冷蔵庫に借り換えられる方法があります。
それは 「家電レンタル・サブスク」 です。

家電のレンタル・サブスクは、手頃な月額で家電をレンタルできるサービス。レンタル利用はもちろん、 「あとから購入」 もできるので、自宅でサイズや使い勝手を試してから購入できるのが大きなメリットです。

毎日使う大型家電の冷蔵庫で失敗しないためにも、家電のレンタル・サブスクCLASのメリットをご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

新生活で出費がかさむ時期や急な買い替えで予算がないときでも、手頃な月額なので、大きな負担なく冷蔵庫を手に入れられます。

「このサイズで本当に大丈夫かな？」という不安も、実際に家に置いて、使って試せるから、自分の暮らしに本当に合うかを確認できます。

試してみて、合わないときは購入と違い、借り換えや返却できます。

また、数年後にライフスタイルが変わっても、新生活に合うサイズに借り換えたり、不要な場合は返却したりできます。

手軽に始めて、気楽に交換できる家具のレンタル・サブスクCLASで、気になる冷蔵庫をぜひお試しください。

冷蔵庫の幅は、設置場所や搬入経路、そしてあなたのライフスタイルに大きく影響します。

この記事で紹介した選び方のポイントを参考に、後悔しない一台を見つけてください。

「冷蔵庫選びで失敗したくない」という方は、ぜひ購入だけでなく、家電のレンタル・サブスクという選択肢も検討してみてください。不安を解消し、納得のいく冷蔵庫に出会えますよ。