洗濯機の使い方を徹底解説！初心者でもわかる基本手順と洗濯上手のコツ

2025/10/07

一人暮らしを始めて、手に入れた洗濯機は嬉しいものですね。

ところが、いざ使おうとしても、最近の全自動洗濯機は機能がたくさんあるため、戸惑っている人もいるのではないでしょうか。

「一人暮らしを始めたけど、洗濯機の使い方がいまいちわからない…」
「ボタンがたくさんあって、どれを押せばいいの？」
「洗剤ってどれくらい入れればいいんだろう？」

このように洗濯機の使い方に関する不安や悩みをお持ちの初心者のために、洗濯機の基本的な使い方から、きれいに仕上げるコツまでをお伝えします。
この記事を参考にすれば、誰でも洗濯上手になれますよ。

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洗濯を始める前に！
3つの準備とチェックポイント

最初に、洗濯機を回す前に必ず確認しておきたい3つの準備とチェックポイントについて解説します。

洗濯表示を必ずチェック！
洗える衣類か確認しよう

洗濯を始める前に、衣類のタグをチェックしましょう。

タグには洗濯表示が付いています。たとえば、洗濯おけマークや三角マークなど。
これらのマークにはそれぞれ意味があります。

洗濯おけのマークは、洗濯が可能な衣類であること。
おけの中に「40」という数字があれば、水温が40度が限度という意味です。

手の模様があれば「手洗い」をする必要があります。

また、三角マークは、漂白OKという意味。
三画マークの中に2本の斜線が入っている場合は、「酸素系OK・塩素系NG」。
三角マークにバツ印があれば「漂白不可」という意味です。

さらに、四角のマークは「乾燥」に関するマークです。

これらのマークは、洗濯をして、回復不可能な損傷を起こさないためのもの。

洗濯機で洗えるか、乾燥機は使えるか、漂白剤はOKかなどを確認して、正しく洗濯すれば、衣類は傷むことなく長持ちします。

※参考：「新しい洗濯表示」消費者庁

色物・デリケートな衣類は仕分ける

洗濯をする際に、色物の衣類とデリケートな衣類の洗濯には気をつけましょう。

色物の衣類を白い衣類と一緒に選択すると、色移りすることがあるため、白い服と色の濃い服は分けて洗うようにします。

また、型崩れや傷がつきやすいデリケートな衣類は、洗濯ネットに入れて洗うのが基本です。
そのまま洗うと型崩れしたり、傷ついたりすることがありますから、洗濯ネットを用意して、ネットに入れて洗濯するようにしましょう。

ポケットの中は空っぽに

洗濯物のポケットにティッシュやレシート、小物などが入っていませんか？

ポケットにティッシュを入れたまま洗ってしまうと、悲惨な状態になります。
一緒に洗った洗濯物にティッシュの残骸が貼り付いて、無残な姿になるので注意が必要です。

また、金属のような硬いものがポケットに入っていると、故障の原因にもなりますから、ポケットの中を空っぽにしてから洗濯機に入れるようにしてください。

【6ステップで解説】
洗濯機の基本的な使い方

ここからは、初心者でも迷わないように、洗濯のステップを、縦型洗濯機とドラム式洗濯機に分けて解説していきます。

縦型洗濯機の使い方

ドラム式洗濯機の使い方

縦型洗濯機の使い方

日本の家庭で最も一般的なのは、縦型洗濯機。
縦型洗濯機の使い方を、写真やイラスト付きで解説していきます。

ステップ1：洗濯物を洗濯槽に入れる

洗濯機のフタを開けて、洗濯槽に洗濯物を入れます。

洗濯物は詰め込みすぎないようにしましょう。詰め込み過ぎると洗濯物が回転できず洗浄力が低下します。容量の7〜8割が目安です。

なお、洗濯物が少なすぎると汚れが落ちにくくなる場合もあります。

ステップ2：電源を入れてコースを選ぶ

電源ボタンを押し、ダイヤルやボタンでコースを選択。

傷みやすいおしゃれ着や汚れがひどいものを洗うときは、目的に合うコースを選びます。
迷ったら「標準（おまかせ）」でOKです。

ステップ3：洗剤・柔軟剤を入れる

次に、洗剤や柔軟剤を入れます。
洗剤の量は洗剤のパッケージに記載されていますから、規定量を守って投入してください。

洗剤を入れ過ぎると、衣類が傷んだり、泡が大量に発生して、汚れがきれいに落ちないことも。
また、洗剤が溶け残って、洗濯槽に雑菌やカビが繁殖する恐れもあります。
衣類に洗剤の化学成分が残って、肌荒れやアレルギー反応を引き起こすこともありますから、適量を守りましょう。

ステップ4：フタを閉めてスタートボタンを押す

スタートボタンを押すと、洗濯物に応じた水量が自動で設定されます。

フタを閉めないと動作しない安全ロック機能が付いているため、フタを閉めておきましょう。

ステップ5：洗濯が終わったらすぐに取り出す

洗濯終了のアラームが鳴ったら、できるだけ早く取り出します。

放置すると衣類にシワができたり、生乾き臭が発生したり、時にはカビの原因になることもあります。

ステップ6：洗濯物を干す

洗濯物を干す際は、衣類同士の間隔をあけて干すようにしましょう。

風通しが良くなることで、洗濯物が早く乾きます。

なお、洗濯が終わった後は、洗濯槽の湿気を飛ばすためにフタを開けておくことをおすすめします。

ドラム式洗濯機の使い方

次に、ボタン一つで洗濯から乾燥までできるドラム式洗濯機の使い方を解説します。

ステップ1：電源を入れ、洗濯物を入れる

電源を入れたら、前面のドアを開けて、洗濯物を横から入れます。

詰め込みすぎにそれほど神経質になる必要はありませんが、洗濯物の容量の目安は8割程度です。

ステップ2：ドアを閉めてコースを選ぶ

ドアを「カチッ」と音がするまでしっかり閉めます。

一度スタートすると、基本的には途中でドアを開けられませんから注意しましょう。

タッチパネルやボタンでコースを選択します。

ステップ3：洗剤・柔軟剤を引き出し式のトレイに入れる

本体上部に、引き出し式の洗剤トレイが付いています。
トレイに液体洗剤、柔軟剤、漂白剤を投入します。

なお、最近は「洗剤自動投入機能」付きのモデルが多く出ています。この機能がある場合は、先に洗剤を入れておけば、自動的に適量の洗剤を投入してくれます。

ステップ4：スタートボタンを押す

スタートボタンを押して洗濯を開始します。

ステップ5：洗濯が終わったらすぐに取り出す

終了音が鳴ったらドアのロックが解除されるのを待ち、洗濯物を取り出します。

乾燥機を使用しない場合は、洗濯が終わったら早めに取り出して干すようにしましょう。

早く干すことで、シワや生渇き臭を抑えられます。

ステップ6：乾燥機能を使う場合

乾燥まで行う場合は、洗濯コースを選択する際に「洗濯〜乾燥」コースを選びます。

なお、乾燥だけしたいときは「乾燥」コースを選ぶと乾燥できます。

まずはコレだけ覚えよう
洗濯機の主要コースと選び方

ここからは、たくさんあるコースの中から、初心者がまず覚えるべき代表的なコースをお伝えしましょう。

それらのコースはどんな時に使うのかを分かりやすく解説します。

標準（おまかせ）コース

普段の洗濯は基本的に「標準（おまかせ）コース」でOKです。

Tシャツ、タオル、下着など、日常的な衣類の洗濯に適しています。

お急ぎ（スピード）コース

「お急ぎコース」は、時間がない時や汚れの少ないものをサッと洗いたい時に便利です。

標準コースで30分ほどかかるところ、お急ぎなら半分程度で洗濯が終了します。

ただし、洗いの時間を短縮して、すすぎの回数を2回から1回に変更しているため、洗浄力は標準コースより弱めになります。

おしゃれ着（ドライ・手洗い）コース

「おしゃれ着（ドライ・手洗い）コース」は、セーターやブラウスなど、デリケートな衣類を優しく洗うためのコースです。

弱い水流で型崩れや縮みを防いで、優しく洗い上げます。

なお、洗剤はおしゃれ着用の中性洗剤を選ぶときれいに仕上がります。

毛布コース

「毛布コース」は、毛布やタオルケットなど、大きなものを洗うためのコースです。

このコースの特徴は、標準コースと比べて回転が遅いこと。たっぷりの水量と強い水流で、時間をかけて汚れを落とします。

槽洗浄コース

「槽洗浄コース」は、洗濯槽を掃除するためのコースです。

月に1回程度、このコースを使用すれば黒カビや臭いの予防になります。

もっときれいに！
洗濯上手のコツと豆知識

ここまで基本的な使い方をお伝えしてきました。

ここからは知っておくと便利なワンランク上のテクニックをご紹介します。
ちょっとしたコツを知っておくと洗濯上手になりますよ。

頑固な汚れは「予洗い」で落とす

シャツの襟・袖の汚れや食べこぼしのシミなどは洗濯機で洗っても落ちにくいもの。

汚れがひどい部分は予洗い後、洗濯機で洗うと汚れが落ちやすくなります。

襟・袖の汚れの場合は、先に固形石鹸で汚れた部分をこすっておきましょう。

また、シミの場合は、液体洗剤を汚れた個所に直接塗布して、シミを先に落としてから、洗濯機で洗うと汚れが落ちやすくなります。

柔軟剤の効果を最大限に引き出す使い方

洗剤は汚れを落とすもの。柔軟剤は衣類を柔らかくしたり、香りを付けたりするものです。

洗濯初心者は、洗剤と柔軟剤を一緒に投入しがちですが、洗剤と一緒に入れると効果が打ち消されてしまいます。

柔軟剤は最後のすすぎの時に入れるのがベストです。

なお、柔軟剤は入れ過ぎると香りが強くなりすぎて、逆に不快に感じることも。
また、肌荒れの原因になることもあるので、適量を守りましょう。

嫌な生乾き臭を防ぐには？

洗濯物の生乾き臭は嫌なもの。
洗濯槽を掃除することで生乾き臭を防げますから、定期的に洗濯槽を掃除することをおすすめします。

また、洗濯物を干すときは、風通しの良い場所で干すようにしましょう。風通しが良ければ、嫌な生乾き臭を防げます。

洗濯物が重ならないように、間隔を開けて干すことも大切です。

やってしまいがち！
洗濯の失敗例と対策

ここからは、初心者が陥りやすい失敗例をご紹介します。
解決策もお伝えしますから、もし失敗したときは参考にしてください。

ケース1：ティッシュを一緒に洗ってしまった！

ティッシュを一緒に洗ってしまったときは、すべての洗濯物に粉々になった白いティッシュが付着してしまいます。

この悲惨な状況をリカバリーするには、2つの方法があります。

粘着テープや粘着ローラーを使う

洗濯物が乾いた後、粘着テープや粘着ローラーを使って、付着したティッシュを丁寧に取り除きます。
洗濯物が濡れたまま粘着テープを使うと衣類を傷めるので、乾いてから行いましょう。

柔軟剤、あるいは酢で洗い直す

柔軟剤、あるいは酢を入れて、もう一度洗濯をやりなおします。
柔軟剤やお酢には静電気を防ぐ効果があるので、こびりついたティッシュが剥がれていきます。すすぎ1回・脱水１回のコースでOKです。

洗濯槽を掃除する

洗濯槽にもティッシュがこびり付いています。
放置しておくと、次の洗濯物にティッシュが付着しますから、洗濯槽の掃除も忘れずに行いましょう。

洗濯機がいっぱいになるまで水を入れて、すすぎと排水をします。
洗濯槽に付着したティッシュは、すすぎと排水だけでほとんど取り除くことができます。

気になる場合は、排水する前にゴミ取りネットを使って浮いてきたティッシュを取り除くようにしましょう。

ケース2：白いシャツに色移りしてしまった！

色移りしたことに気が付いたら、すぐ50℃くらいのお湯に漂白剤を入れて、つけ置きします。
こうすることで色移りが消える場合もあります。

時間が経つと色が定着してしまうので、早めに対処しましょう。

ケース3：セーターが縮んでしまった！

おしゃれ着コースやドライコースを使わずに、セーターを洗うと縮んでしまうことも。
縮んだセーターは、ヘアトリートメントで直せます。

ヘアトリートメントと柔軟剤を入れたぬるま湯に縮んだニットを30分ほどつけ置きします。その後、洗濯機で1分ほど脱水します。

バスタオルなどを敷いた上にセーターを置き、縮んだ部分が広がるように形を整えて乾かします。

セーターが乾いたら完成です。

定期的なお手入れで
洗濯機を長持ちさせよう

ここからは、洗濯機を清潔に保ち、洗濯機を長く使うためのメンテナンス方法を解説します。

毎回掃除したい「糸くずフィルター」

糸くずフィルターはできれば頻繁に掃除したい箇所です。
糸くずがたまると、洗濯物に糸くずが付きやすくなったり、カビの原因になったりします。

縦型洗濯機の場合

洗濯槽の中に糸くずフィルターが装備されています。
取り外して、たまったゴミを取り除きます。その後、ぬるま湯でフィルターを洗いをします。

プラスチック部分も歯ブラシを使って汚れを取り除きます。
乾燥したら、元に戻します。

掃除の頻度は、2週間に1回程度が目安です。

ドラム式洗濯機の場合

ドラム式洗濯機の場合、糸くずフィルターは、「排水フィルター」と呼ばれています。
「排水フィルター」は、一般的に本体の下の方、排水ホースの近くにあります。

洗濯機の中の水を抜いた後、排水フィルターを引き出します。
ぬるま湯につけながら、ブラシを使って付着したゴミを取り除きます。
掃除が済んだら、排水フィルターをしっかり取り付けます。

お手入れを忘れると排水フィルターが目詰まりし、水の流れが悪くなりますから、定期的にお掃除ましょう。
掃除の頻度は、週に1回が目安です。

なお、掃除方法は機種によって異なりますから、詳しいお手入れ方法は取扱説明書で確認してください。

ドラム式は「乾燥フィルター」の掃除も忘れずに

乾燥フィルターには、乾燥時に出た衣類の糸くずなどわた状のゴミが付着します。
お手入れを忘れると乾燥フィルターが目詰まりして、乾燥時間が長くなったり、乾きむらが起こったりするので忘れずに掃除しましょう。

乾燥フィルターは本体の上部にあるのが一般的です。

まず、本体から乾燥フィルターを取り出します。
次に、内部のメッシュ部に付いたゴミを取り除きます。
メッシュ部が目詰まりしているときはぬるま湯で洗って、よく乾かした後、元の位置に戻します。

乾燥機能を使ったら、毎回お掃除することをおすすめします。

月に1度は行いたい「洗濯槽」の掃除

洗濯槽の裏側は、汚れが付着しやすい場所です。
カビが繁殖しやすく、汚れがこびりつくと臭いや汚れの原因になります。

市販の洗濯槽専用クリーナーを使うか、衣類用の漂白剤（塩素系）を入れて洗濯槽を掃除しましょう。

洗濯槽の掃除の目安は、月に一回程度です。

塩素系以外の洗浄剤を使用する

洗剤を投入し、「標準コース」で5分ほど回し、そのまま2〜3時間ほど放置します。
その後、浮いてきた汚れをゴミ取りネットなどで取り除きます。
ゴミを取り終えたら、排水をして完了です。

塩素系の漂白剤を使用する

衣類用の漂白剤を入れます。
洗濯槽の「洗浄コース」がある場合はそのコースを、ない場合は「標準コース」で洗濯機を回します。
通常通りコースが終われば、掃除も終了です。

これから洗濯機を選ぶなら
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家電のレンタル・サブスクとは、手軽な月額で使いたい家電を使えるサービスのこと。

ここからは、家電のレンタル・サブスク CLAS（クラス）のメリットについてお伝えします。

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家電のレンタル・サブスク CLAS は、ライフスタイルの変化に合わせて、最適な容量の洗濯機に交換できます。

月額制のため、月単位で暮らしの変化に合わせて、新たに借りたり、交換したり、不要になったら返却したりできるので便利です。

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最新の洗濯機は、購入すると高価なもの。
家電のレンタル・サブスク CLAS なら、高価で多機能な洗濯機も月額の低コストで手に入ります。

レンタルだから、気軽に利用して、気になる家電の使い心地を試せます。

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申し込みは、スマホで簡単に申し込めます。

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基本をおさえて
毎日の洗濯をもっと快適に

今回は、洗濯初心者のために「洗濯の基本ステップ」と「上手に洗うコツ」をお伝えしました。

最初に衣類のタグを確認し、それに合わせてコースを選択して洗濯をスタートしましょう。

襟や袖の汚れが目立つときは、予洗いを忘れずに行うことで、きれいに洗濯できます。

この記事では、洗濯で失敗したときのリカバリー方法や、洗濯機の掃除方法も詳しくお伝えしました。

正しい使い方をマスターすれば、洗濯はもっと簡単で快適になります。
ぜひ洗濯上手になって、今から始まる新生活を楽しんでくださいね。

また、 CLAS ならさまざまな種類の洗濯機を気軽に試せます。
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