マットレスの捨て方8選！料金比較や無料で処分する方法、注意点を解説

2025/11/05

「どうやって捨てればいいの？」「自分で処分できるの？」など、サイズが大きく重さもあるマットレスの処分で悩んでいる方もいるはずです。

マットレスは、燃えるゴミといった一般的な家庭ゴミとして出すことはできないため、適切な方法を把握しておかなければ処分に手間取ってしまいます。

そこでこの記事では、マットレスの正しい処分方法を8つご紹介していきます。

それぞれの方法でかかる料金やメリット、デメリットなど、特徴をご紹介していくので、自分に合った処分方法を知るためにも役立ててください。
また、種類別の注意点も解説していきます。スムーズに安全に処分するためにも参考にしてください。

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マットレスの捨て方7選！
料金や手間を徹底比較

まずは、マットレスの代表的な8つの捨て方の特徴を解説していきます。
それぞれの手順、費用相場、メリット・デメリットをご紹介していくので、ご自身の状況に合わせて最適な方法を選んでみてください。

費用を抑えたい人向け

自治体の粗大ごみとして処分する

自治体の粗大ごみとして処分する方法は、最も一般的で安価な方法です。

収集場所は地域によって異なり、集積所までもっていく必要があるケースや自宅の前まで取りに来てくれるケースがあります。
最低でも玄関の外まで自分で運び出す必要があり、外に立てかける場合は、倒れる心配もあるため、通行の邪魔にならないよう配慮してください。

また、引っ越しシーズンや年末年始などの時期は予約が多くなるため、場合によっては収集予約が1ヶ月以上先になるケースもあります。
早めに予約することが肝心です。

処分の手順

自治体での処分の手順は以下の通りです。

自治体の粗大ごみ受付センターに連絡して収集予約をする（電話もしくはネット）
粗大ごみ処理券（シール）を購入する
処理券をマットレスに貼る
指定された日に収集場所まで運び出す

処分する料金相場

料金相場：1,000円～2,000円程度

※価格は自治体により異なります。事前にホームページなどで確認しましょう。

メリット/デメリット

メリット	処分費用を抑えられる。
デメリット	収集の申し込みから回収までに時間がかかることがある。自分で収集場所まで搬出する必要がある。スプリング入りマットレスは回収不可の自治体もあるため事前確認が必須。

手間をかけたくない・急いでいる人向け

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼をしてマットレスを引き取ってもらう方法もあります。

粗大ごみ処理券を購入したり、自分でマットレスを運んだりする手間がないため、スピーディーに処分したい方におすすめの方法です。
また、マットレス以外にも家具や家電などを回収してくれるケースもあるため、処分したいものが複数ある際も便利なサービスです。

ただし、中には悪質な業者も存在します。
無料で回収すると謳っている業者に、後から高額請求されるトラブルも多いので、ホームページや口コミをチェックして複数業者を比較してから選ぶようにしてください。

依頼の手順

不用品回収業者に依頼する際の手順は以下の通りです。

業者に相見積もりを依頼する
業者を選び、不用品回収の日時を予約する
当日までに不用品を用意しておく（作業は回収業者のスタッフが搬出から全て対応）

料金相場

料金相場：8,000円～15,000円程度

メリット/デメリット

メリット

最短即日対応が可能で、自分で搬出する手間がない。マットレス以外の不用品もまとめて回収できる。

デメリット

費用が割高になる。「無料回収」を謳う悪質な業者に注意が必要。
※「古物商許可」や「一般廃棄物収集運搬許可」を得ている業者を選ぶ。
※ホームページや見積書に事業所の住所や電話番号、代表者名が記載されているか確認する。
※見積もりをチェックし、不明な部分が多くないか確認する。
※明確な見積もりが出せない業者には注意する。
※追加料金の有無を確認する。

買い替える人向け

購入時に販売店で引き取ってもらう

マットレスの買い替えを検討している場合は、販売店で引き取ってもらう方法もあります。

商品を購入して購入した商品と同じ数、同じサイズのみ引き取りができるお店が多いです。新しいマットレスを購入したと同時に古いマットレスを回収してくれるので、寝具がない状態を避けられ、スムーズな入れ替えが可能です。

ただし、全ての販売店で引き取りサービスを実施しているわけではありません。
引き取りができない商品を設けているケースもあるため、事前に確認することが肝心です。

例えば、ニトリではニトリ配送センターによるお届けであれば家具引取サービスを活用してマットレスを回収してもらえます。
他社で買ったマットレスでも引き取り可能です。

無印良品でも同種家具の引き取りを行っています。
ただし、大きさによっては当日に引き取れないケースもあるので、事前に確認しておきましょう。

料金相場

ニトリ：4,400円（税込）で同数量・同容量の家具を引き取り。

無印良品：対象商品購入時に同種・同数の不用品を無料で引き取り。

IKEA：新しいマットレスの配送時に同種のものを無料で引き取り。
（15,000円以上購入の場合のみ利用可能）

※執筆時の価格です。利用時に必ずご確認ください。

メリット/デメリット

メリット	新しいマットレスの搬入と同時に古いものを回収してくれるため手間がかからない。寝具がない状態を避けられる。
デメリット	新品の購入が前提。店舗によって料金や条件が異なる。店舗によっては引き取りサービスを実施していない。

所有しないラクな家具との付き合い方を選ぶ人向け

家具のレンタル・サブスクCLASの
引き取りオプションを利用する

家具のレンタル・サブスクサービスを実施している CLAS（クラス）であれば、引き取りオプションを活用できます。

CLAS で商品をレンタルする際に、持っている家具や家電を有料で引き取ってくれるサービスで、マットレスもその対象です。

CLAS でマットレスをレンタルする人のみが利用できるサービスとなっており、注文した商品と同カテゴリ、同点数のアイテムのみが対象です。

レンタルした商品が気に入った際には、あとから購入も可能です。

CLASの引き取りオプション利用の手順

商品をサイトから選ぶ
注文時に、引き取りオプションを選択する（希望日を選ぶ）
マットレスが届く際、作業員が搬出からすべて対応

引き取りオプション料金

1点につき3,300円（税込） ※

※執筆時の料金です。ご利用の際は、事前に価格をご確認ください。

メリット/デメリット

メリット	レンタル商品の配送と同時に引き取ってもらえるため、入れ替えがスムーズ。処分の手間が省けます。
デメリット	引き取りサービスのみの利用は不可。マットレスをレンタルする際に利用できます。

とにかく費用を抑えたい人向け

自分で処分する方法

自分でマットレスを処分する方法は4種類あります。
どれも手間や大変さが異なるので、それぞれについて紹介していきます。

自分で解体して一般ごみへ

自分でマットレスを解体して処分する方法です。

基本的に、「一辺が30cm未満」だと回収してくれるため、ハサミやカッターを使って細かくすれば、一般ごみで処分できます。

手間はかかりますが、無料で処分できる方法です。

ただし、コイルなしの場合のみ可能な方法となっており、解体には1時間以上の時間がかかります。
作業中にはホコリやカビが舞う可能性があるので、マスクをして解体していきましょう。

リサイクルショップやフリマアプリで売却

不要なマットレスは売却することも可能です。

特に、シモンズやエアウィーヴ、フランスベッドといった有名ブランドのアイテムは、高値で売却できるケースもあります。

フリマアプリでは自分で価格を設定して売却可能です。
処分費用がかからないだけではなく、売却益を得られる点がメリットです。

ただし、衛生面から中古品の需要は低い傾向にあります。
長期間使用したものは買取が難しいケースも多いので注意してください。

フリマアプリの場合、送料が高額になる点にも注意しましょう。

知人や友人に譲る

知人や友人の中でマットレスが欲しい人を探し、譲る方法もあります。

中古での需要がなくても、無料であれば欲しいと考える方は一定数います。
そのため、上記の方法で処分する前に、一度知り合いに声をかけるのもおすすめです。

費用がかからない点がメリットですが、衛生面から引き取り手が見つかりにくい点に注意してください。
確実に処分できる方法ではないため、他の処分方法と並行して検討することが賢明と言えます。

ごみ処理施設へ直接持ち込む

運搬手段があれば、自分でごみ処理施設に持ち込むことも可能です。

10kgあたり100～200円と従量制で料金が決まるので、処分費用の安さが魅力。
シングルマットレスであれば、500～1,000円ほどで処分できるでしょう。

ただし、施設によっては事前予約が必要です。
受付時間が平日の日中と限られているケースもあるため、場合によっては仕事を休まなければいけない可能性もあります。

処分前に必ずチェック！
マットレスを捨てる際の3つの注意点

マットレスをスムーズに処分するためにも、事前にチェックしておくべき注意点を解説していきます。
以下のポイントを理解して、安全に処分していきましょう。

マットレスの種類
（コイルの有無）を確認する

マットレスといっても種類があります。

全ての種類を細かく把握する必要がありませんが、コイルの有無だけは確認しましょう。
処分する際の処分の可否や料金が変わる最も重要なポイントとなるため、知っておく必要があります。

それぞれにどんな違いや特徴があるのか解説していきます。

コイル（スプリング）入りマットレス

マットレスの内側にコイル（スプリング）が入ったタイプです。
通気性や寝心地が良く、耐久性がある点が魅力ですが、処分が難しい点に注意が必要です。

自治体によっては「適正処理困難物」として指定されているため、通常の粗大ごみとして出すことができなく、出せた場合でも追加料金がかかるケースがあります。

その場合、自力で解体して処分しようと考える人もいますが、コイルがあるためボトルカッターといった専用の工具が必要です。
小さくカットするには膨大な時間がかかり、素人では難しいです。作業中に怪我をするリスクもあるため、推奨ができません。

そのため、コイル入りのマットレスを処分する際には、不用品回収業の活用、もしくは購入店の引き取りサービスが主な選択肢となります。
高級ブランドのマットレスであればリサイクルショップでの買取も視野に入れられますが、中古需要が低いので売却は困難なケースが多いです。

ノンコイル（ウレタンなど）マットレス

金属コイルが入っていないマットレスのことです。
ほぼ全ての自治体で粗大ごみとして分類されているため、比較的容易に処分できます。

規定サイズに解体すれば、一般ごみとして処分も可能。
ただし、使用している素材によって分別方法が異なるため、事前に確認しておくとスムーズに処分できます。

ウォーターベッドの場合、水を抜けば通常のごみとして処分できる可能性がありますが、素材によって可燃ごみか不燃ごみかに分けられるため、事前に自治体に確認しましょう。
解体が難しい場合には、粗大ごみとして自治体に回収を依頼する他、不用品回収業者への依頼で確実に処分できます。

搬出経路と人手を確保する

処分前に必ずチェック！　マットレスを捨てる際の3つの注意点その2搬入経路を測る男性

マットレスはサイズが大きく重いため、一人での作業には危険が伴います。
そのため、できる限り2人以上での作業がおすすめです。

搬入経路については、室内から搬出先まで安全に運べる経路を確保します。

部屋のドア、廊下、階段、玄関を通れるか
マンションの場合はエレベーターに入るか

マットレスの寸法を確認し、問題なく搬出できるか事前にチェックしておきましょう。
階段を通る場合は、手すりとの干渉や踊り場での回転スペースも確認してください。

その他、以下の点にも注意してください。

一人で運ばず、家族や友人に手伝ってもらうか業者に依頼する。
マンションの場合は共用部を傷つけないよう配慮が必要。

処分費用だけでなく
手間や時間も考慮する

マットレスを処分する際には、費用だけではなく手間や時間も考慮する必要があります。
料金の安さだけで処分方法を決めれば後悔を招く恐れがあります。

何を優先するかで最適な方法が変わるため、以下の表で確認してみましょう。

費用重視	費用を抑えることが最重要ポイントであれば、自治体の粗大ごみ、自分で解体する方法がおすすめ
手軽さ・時間重視	すぐに処分したい場合は、不用品回収業者、購入店の引き取りサービスがおすすめ
買い替え予定があるか	購入店の引き取りサービスが第一候補取り扱いのあるお店か、条件に当てはまっているか、事前に確認する

マットレスの処分が面倒なら
買い替えよりレンタルがラク

マットレスの処分や買い替えの手間をなくしたいなら、必要なときに必要なだけ利用できる「家具と家電のレンタル・サブスク」がおすすめです。
月額費用を支払うだけで、好きな家具や家電を使えるサービスとなっています。

家具のレンタル・サブスク CLAS（クラス）なら、新しいマットレスが自宅に到着した時に、使っていた古いマットレスを引き取ってくれるオプションがあります。
その後も、処分の負担がないため、手間をかけずにマットレスを使い続けることが可能です。

家具のレンタル・サブスクのいいところ

面倒な処分が不要！交換・返却も簡単
初期費用を抑えて、いつでも新しいマットレスに
購入前に寝心地をじっくり試せる

ずっと快適なマットレスを、気軽に使い続けられる「家具のレンタル・サブスクCLAS」のメリットをお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

面倒な処分が不要！
交換・返却も簡単

レンタルしたマットレスが不要になった時には、 CLAS に連絡すればすぐに返却できます。
粗大ごみの手続きや、重いマットレスを集積場所まで運び出す手間は一切かかりません。
引っ越しの際も、旧居で返却し、新居で新しいマットレスをレンタルすれば、引っ越しの荷物が減り、費用も抑えることが可能です。
今使っているマットレスは、引き取りオプションが利用できるので、自分で処分する方法を考える手間もありません。

処分の手間をなくしたいなら、ぜひ CLAS をチェックしてみてください。

初期費用を抑えて
いつでも新しいマットレスに

マットレスを購入するとなれば、数万円の初期費用がかかります。場合によっては予算が足りずに断念するケースもあるでしょう。
しかし、レンタルなら月々数千円から利用可能です。同棲や結婚、出産など、ライフステージの変化や好みの変化に合わせて、いつでも気軽にマットレスを交換できる点もメリットです。

「季節に合わせて寝具を変えたい」というニーズにも対応可能なので、初期費用を抑えつつ、新しいマットレスを使い続けたいのであれば、 CLAS の活用がおすすめです。

購入前に寝心地をじっくり試せる

マットレスを購入する場合、お店に足を運んで購入しますが、その場合は店舗で寝心地を確かめるはずです。
しかし、数分試しただけでは本当に自分に合うマットレスなのか判断するのは難しいでしょう。

CLAS であれば自宅で実際に長期間使用して寝心地を確かめられます。
その上で自分にとって最適なマットレスを探せるので、後悔のないマットレス選びができます。実際に使って気に入ったマットレスは、そのまま購入することも可能です。