冷蔵庫の下取りは損？7社の比較と買い替えがラクになる方法を解説

2025/10/01

冷蔵庫を買い替えるとき、今使っている冷蔵庫の処分に悩みますよね。

「下取り」が手軽でお得だと思いがちですが、実は「買取」のほうが高く売れるケースが多いことをご存じですか？

この記事では、冷蔵庫の処分で損しないために、「下取り・買取・処分・引き取り」の4つの方法を徹底比較します。

大手家電量販店のサービス内容から、少しでも高く売るためのコツまで詳しく解説。あなたの状況に最適な方法を見つけるお手伝いをします。

手軽な月額でレンタル・交換・返却

試して、あとから購入も選べます

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冷蔵庫の下取り・買取・処分・引き取り
どれがお得か 4つの方法を徹底比較

冷蔵庫を手放すには大きく4つの方法があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身の状況に合わせて最適な方法を選びましょう。

特徴がひと目でわかる！
4つの方法の比較表

まずは、4つの方法の特徴を一覧表で見てみましょう。「下取り」は新しい製品の値引きが主な目的で、「引き取り」は処分代行サービスに近い、といった違いがあります。

まだ使える冷蔵庫なら、現金が手に入る「買取」が最もおすすめです。

一方で、手間をかけずに買い替えと同時に処分を済ませたい場合は「下取り」や「引き取り」が便利です。

【店舗別】大手家電量販店7社
冷蔵庫下取り・買取サービス一覧

実際に大手家電量販店ではどのようなサービスが行われているのでしょうか。7社の対応状況をまとめました。

家電量販店	サービス内容	買取・下取り製品の主な条件	リサイクル・収集運搬費
ヤマダデンキ	買取	製造から9年以内正常動作品	買取なら不要処分は有料
ノジマ	下取り（買取）	6ドアは製造から10年以内などドア数で異なる	下取りなら不要処分は有料
ビックカメラ	下取り引き取り	製造から7年以内の正常動作品は無料引き取り	条件外のものは有料
ヨドバシカメラ	引き取り処分のみ	下取り・買取はなし	有料
ケーズデンキ	引き取り処分のみ	下取り・買取はなし	有料
エディオン	買取引き取り	一部店舗で買取実施　条件は店舗による	買取以外は有料
ジャパネット	下取り（値引き）	壊れていてもOKだが、下取り値引きには費用がかかる	有料

※2025年9月時点の情報です。キャンペーン内容や条件は変更される可能性があるため、必ず各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。

大手サービスのなかでは、ジャパネットは、壊れていても古くても下取りしてもらえます。
まだ新しく、通常利用できるきれいな冷蔵庫の場合は、「買取」してくれるところを選ぶのがおトクでしょう。

処分の心配がずっとない
家電のレンタル・サブスク

家電のレンタル・サブスクは、家電を買って所有せずに、借りて使うサービス。
だから、不要になったら返却するだけでOKです。

期間限定の一人暮らし
数年内に家族が増えて大きいサイズが必要になるかも
定期的に新しいキレイな冷蔵庫を使いたい

そんな人は、家電のレンタル・サブスクが便利！
手頃な月額で冷蔵庫が手に入るので、急な高額出費も避けられます。
使って欲しくなったら、あとからおトクに購入もできますよ。

引っ越し時に借り換えれば、荷物が減って、引っ越し費用の節約にもなります。
申込・交換・返却・購入もスマホひとつで簡潔！

ずっと身軽に大型家電を所有するストレスから開放される、それが家電のレンタル・サブスクです。

手軽な料金で、簡単レンタル・交換・返却

使って試して、あとから購入もできます

少しでも高く！
冷蔵庫の買取価格を上げるコツと注意点

まだ十分に使える冷蔵庫なら、買取サービスを利用するのが最もお得です。
査定額を少しでも上げるためのコツと、気になる疑問について解説します。

査定前に実践したい！
買取価格をアップさせる3つのコツ

きれいに掃除する

査定時の見た目は想像以上に重要です。庫内の食品の汚れや液だれ、外側の手垢やホコリはきれいに拭き取っておきましょう。取り外せる棚は水洗いするとより清潔になります。

付属品を揃える

取扱説明書や保証書、製氷皿、卵ケースなどの付属品が揃っていると査定額が上がりやすくなります。購入時に付いてきたものは、できるだけ揃えておきましょう。

タイミングを見計らう

冷蔵庫は、引っ越しシーズン前の1〜3月や、夏前に需要が高まります。また、多くのメーカーが秋に新モデルを発売するため、その少し前に売ると旧モデルでも比較的高値がつきやすくなります。

冷蔵庫の買取相場は？
年式やモデルが価格を決める

冷蔵庫の買取価格を最も左右するのは「製造年」です。
一般的に、製造から5年以内の製品が高価買取の対象となります。

6〜10年経っていても、パナソニックや日立、三菱などの人気メーカーの大型モデル（400L以上など）であれば、値段が付く可能性があります。

ご自身の冷蔵庫にどのくらいの価値があるか知るためにも、まずは買取専門業者に無料査定を依頼してみるのがおすすめです。

壊れていても下取りできる？
状態別の最適な手放し方

「電源が入らない」「全く冷えない」など、明らかに壊れている冷蔵庫は、残念ながら買取の対象にはなりません。

ただし、家電量販店の「下取りキャンペーン」では、壊れていても新品購入時の値引き対象になる場合があります。買い替えを検討している店舗でキャンペーンが行われていないか、確認してみる価値はあります。

基本的には、壊れた冷蔵庫は「処分（リサイクル回収）」が適切な手放し方となります。

冷蔵庫の処分費用はいくら？
家電リサイクル料金の仕組み

冷蔵庫は「家電リサイクル法」の対象品目のため、粗大ゴミとして捨てることはできません。法律に基づき、適切にリサイクルする必要があります。

処分する際には、以下の2つの費用がかかります。

リサイクル料金

家電を再資源化するための費用。冷蔵庫の容量やメーカーによって国が定めています。
冷蔵庫のサイズやメーカーによって決まっており、約3,740円～4,730円が一般的です。
実際の料金は「家電リサイクル券センター」「自治体のウェブサイト」で確認できます。

収集運搬料金

家電をリサイクル施設まで運ぶための費用。依頼する業者によって料金が異なります。
家電量販店や回収業者が設定する料金で、約550円〜3,300円と依頼先によって幅があります。

【冷蔵庫の処分費用の目安】
上記を参考に考えると、冷蔵庫処分費用の目安は合計で5,000円〜8,000円程度です。
正確な料金は、処分を依頼する際に必ず確認しましょう。

出典：一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センター

買い替えなら「所有しない」選択肢も！
家具と家電のレンタル・サブスク

冷蔵庫の買い替えには、「処分の手間」や「新しい製品の購入費用」など、なにかと悩みがつきもの・・・。
そんなときに便利なのが、手頃な月額で家電を利用できる「家電のレンタル・サブスク」という選択肢です。

家具と家電のレンタル・サブスクとは、必要な期間だけ、好きな家具や家電をお手頃な月額料金で利用できるサービス。

「家電のレンタル・サブスクCLAS（クラス）」で冷蔵庫をレンタルすれば、今お使いの冷蔵庫の引き取りオプション（1点3,300円）も利用できます。
新しい冷蔵庫が届くと同時に古いものを引き取ってもらえるので、処分の手間が一度で済み非常に便利です。

家電のレンタル・サブスクCLASには、ほかにもいろいろなメリットがあります。

家電のレンタル・サブスクCLASのメリット

初期費用を抑えて新しい冷蔵庫を試せる
ライフスタイルの変化に合わせて気軽に交換できる
気に入った商品は「あとから購入」もできる

ここからは、家電のレンタル・サブスクCLASのメリットを詳しくご紹介します。

初期費用を抑えて
いつでも新しい冷蔵庫に

家電のレンタル・サブスククラスで初期費用を抑えて新しい冷蔵庫にしたキッチンダイニング

冷蔵庫は高価なものが多く、購入するとなると大きな出費になります。

CLASのレンタル・サブスクなら、月々数千円から利用できるため、購入に比べて初期費用を大幅に抑えることが可能です。

家族が増えたり、一人暮らしを始めたりといったライフスタイルの変化に合わせて、いつでも気軽に最適なサイズの冷蔵庫に交換できるのも大きな魅力です。

処分の手間いらず！
交換・返却もスマホで簡単

家電のレンタル・サブスククラスで、処分の手間なく交換・返却もスマホで簡単に手続きする男性

家電のレンタル・サブスクの最大のメリットは、不要になった際の処分の手間やリサイクル料金が一切かからないことです。

マイページから簡単に返却や交換の手続きができ、面倒な手続きは不要です。

また、これからレンタルを始める方は、有料の「引き取りオプション」を利用すれば、今ある冷蔵庫の処分も新しい冷蔵庫の受け取りと同時に済ませることができます。

購入での失敗を防ぐ！
「あとから購入」サービス

「高価な冷蔵庫を買ったのに、キッチンのサイズに合わなかった」
「思ったより容量が小さかった」

そんな購入後の失敗は避けたいもの。

家電のレンタル・サブスクCLASなら、まずはレンタルで実際に使ってみて、本当に気に入ったものだけを「あとから購入」することができます。

それまで支払ったレンタル料が購入金額から差し引かれるので、料金が無駄になることもなく、合理的です。